朗読は「聴く力」!

小学校に行かせて頂くようになって、この春で丸6年になります。
私が、こどもたちに本を読んでいるのは、国語の授業ではありません。(実際、授業時間を頂きながらすみません・・・)ただ、本の世界の楽しみを知ってほしい、物語の何かを心に残してほしい、という一心で、何よりも読んでいる私が楽しくて仕方ありません。こどもたちと一緒だと、思いがけないことがたくさんありますから・・・。こうして続けさせて頂いていること、楽しみにしてくださる先生方やこどもたちがいること、本当に幸せなことだと思っています。

そんな私、先日、小学校の国語科の研究会で朗読&お話をさせて頂きました。(先生方を前にしてテストを受けている気分になって・・・学生時代を思い出しました・笑)
テーマは「言葉から情景や思いを感じるために」。国語の専門家ではありませんから、本当に個人的な視点からのお話になってしまい、先生方にとって良かったのかどうかはわかりません。
ただ、「言葉を話す」仕事を20年近くしながら、言葉に対する思いはものすごくありますし、ライフワークで朗読をしながら「朗読は言葉を聴く力」ということを常に感じています。
朗読には読み手も聴き手も、「聴解力」と「聴感力」が必要になります。そして、情報が氾濫する今、私達はこの力をあまり使っていないように思います。でも、国語の読解力の源は、まず「聴く」ことにあるのではないでしょうか?言葉を聴いて、感じて、頭の中に思い浮かべることが、まず大切なのではないでしょうか?
朗読する時、私の頭の中はいつも情景でいっぱいです。言葉を声に出して読むと、目に見えないものが見えてくるから不思議です。それが、朗読の楽しさなんですよね・・・。しかし、まだまだ修行が足りませぬ。読めば読むほど・・・この世界は深いです!
[PR]
by kira_hoshi | 2009-01-27 16:45 | こどもたち
<< 2月の朗読お茶会 朗読story「二人」公演のお... >>