イーハトーブの夏休み⑥

賢治記念館で朗読させて頂いたことは、とても勉強になったとともに、まだまだ未熟な自分を再確認するきっかけにもなりました。ただただ、今後も精進していきたいと思います。
そして、今回、一番勉強させて頂いたのは、花巻市の小学校で行われている「風のセミナー」でした。f0135222_0263174.jpg賢治さんの誕生日の8月27日前後に、毎年、市内の幼稚園から高校までの教育機関で、賢治さんを知り賢治さんから学ぶための「風のセミナー」が行われていると、3年前に聞いてからずっといつか見学したいと思っていたのでした。
それも、劇団らあすさん、林洋子さん、谷口秀子さん、の3セミナーにお伺いできたのです!
3日間、あちこちの小学校に、道々景色を楽しみながら伺いました。

賢治記念館副館長の牛崎さんと奥様志津子さんの劇団らあすは、初めて見せて頂きました。
「セロ弾きのゴーシュ」をお二人でゴーシュと動物を演じ分けておられたのですが、牛崎さんのゴーシュは・・・ゴーシュでした!なんだかとっても自然でした!志津子さんの動物たちは、一つひとつがかわいかったりユーモラスだったり・・・。こどもたちと一緒に大笑いしてしまいました。
賢治さんの物語が、しっかり体に入っていて、お二人とも物語そのもの・・・。動物やチェロが見え、音楽が聞こえてくるようでした。
林洋子さんは、「いちょうの実」と「よだかの星」。以前、琵琶で語る「なめとこ山の熊」を拝見したことがあって、すごい迫力に物語に引き込まれたことがあります。今回は、また全然違ってかわいいいちょうの実やよだかに涙させられたり・・・でした。
谷口秀子さんは、CDを拝聴していましたが、生で聞かせて頂いて響きのよいお声に打たれました。そして、ゆったりした花巻弁・・・。「なめとこ山の熊」を聞かせて頂いたのですが、花巻弁で聞くと、まさに熊がすぐそこにいるようなそんな気がしました。やはり、言葉の力ってすごいです!f0135222_0274595.jpg
谷口さんの風のセミナーで、私が花巻でお世話になっている方に偶然お会いし、その方のお誘いでそのまま谷口さんを囲む場に同席させて頂いたことも、幸せな体験でした。私など、何も知らなくて失礼だったのですが、同席させて頂いていると、皆さんが関わっておられた「花巻賢治子供の会」の思い出話が次から次へと・・・これこそ、賢治さんが残したもの、賢治さんが望んでいたことなのではないでしょうか。
賢治さんの作品を皆さんが楽しんでおられること、賢治さんの思いがこどもたちに伝えられていること・・・なんだか、すてきです。すてきすぎて、心がはちきれそうになりました。(笑)
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by kira_hoshi | 2009-09-07 23:54 | 宮沢賢治
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