イーハトーブの雛祭り ②

遠野の町は「遠野町家のひなまつり」で賑やかでした。f0135222_22282437.jpg
毎年、2月の末から3月3日まで、遠野駅周辺の商店街や町家でおひな巡りの催しが行われているのです。遠野では、昔、お雛様を飾った家々を「おひなさま、おみせっておぐれんせ」と訪ね歩く風習があったとか。それが再現されたこの催し、たくさんの観光客が遠野の町歩きを楽しんでいます。f0135222_22285325.jpg
私も、「語り部いろり火の会」の工藤さのみさんのご案内で、あちこちお連れ頂きました。さのみさんには去年の夏お会いし、再会を約束していましたが、こんなに早くお会いできてうれしいです~!その上、今回はず~っとごばんざめしながら(笑)、またまた元気ですてきな遠野の女性にたくさんお会いしました。
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こちら、「にぎやかギャラリー」は、遠野町婦人団体協議会の皆さんが賑やかにしておられました。一度おじゃましたら心地良さにすっかり根が生えてしまい、腰を上げるのに苦労しました(笑)。
そして夕方からは、市民のための宵節句にまで参加させて頂きました!!

ガイドさんがついて、グループごとに家々を巡るのです。どのお雛様も享保雛や古今雛など年代物で、お顔や装束を拝見するだけでもため息が出るのですが、さらにその持ち主が語る物語がすてき!人形を京都に連れて行って直してもらったというエピソード、三陸大津波の時に釜石の海軍から支給されたいかりのマークがついた毛布のエピソード(両端に帯が縫い付けてあり、すてきな毛氈になっていました)など、それぞれに物語があるのです。そして、さすが語り部の里、遠野!幼稚園児の男の子が、おばあちゃんと一緒に語っていたりして、お話を聞きながら心がほかほかしてきました。
この講座のプランを立てた商工会女性部のみなさんもとてもパワフル!f0135222_22341021.jpg
この「みずきびな」も皆さんの工夫で生まれました。小正月にみずき団子を飾るみずきの枝に、手作りのつるし雛を吊るす遠野独自の飾りなんです。這子やぞうり、うさぎや米俵などいろいろあるのですが、私が連れて帰ってきたのはカッパと巾着(巾着はみずきびなの先生から頂きました!)、かわいいでしょ?(先生のところには、数え切れないくらいのみずきびながつるされていたのですが、圧倒されて写真を撮るのを忘れてしまいました!)

その後、あえりあ遠野で雛御膳を頂いたのですが・・・これがまた美しく美味しいお料理でした。このホテルは民話が聴ける宿で、この日はさのみさんが「もものこたろう」「どろぼうがみ」を語ってくださいました。方言の語りは、心地よく、とてもよい気持ちになります。聞き手の皆さんが話しの終わりに一緒に「どんどはれ」と声をそろえるのも楽しかったです。その後は遠野のかるたや投扇興をしたりして、皆がこどもに帰りました(ほんとのこどもも3人ほどいましたが・・・)。おひな祭りって、いくつになっても楽しいものですね。はて、私はいくつだったかしら???
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by kira_hoshi | 2010-03-08 22:36 | 希望郷いわて
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