イーハトーブの雛祭り④

お待たせしました!やっと大迫(おおはさま)の雛祭りにたどり着きました(笑)。
訪ねたのは、ちょうど3月3日の雛祭り当日。平日でしたが、昔の宿場町は大勢の人々で賑わっていました。
ここで、いつも花巻をご案内してくださる先生と合流!女性二人(もうひとりいれば三人官女だ・笑)で連れ立って、「宿場のひなまつり」を散策しました。
エーデルワインで有名な大迫は、かつて三陸と盛岡を結ぶ街道の宿場町でした。町の中には、趣きのある立派な商家が残っていて、昔の面影が偲ばれます。

前日に訪れた遠野も、この日の大迫も、昔は養蚕が盛んで良い絹糸ができましたので、それが近江商人を通じて京都へと運ばれていました。そして京都からは、様々な物産とともにお雛様も・・・。まさに、日本のシルクロード、絹の道がここにあったのですね!f0135222_19572056.jpg
遠野でも京都のお雛様がたくさんありびっくりしましたが、大迫でも京都の話をよく聞きました。町の中心にある大迫交流活性化センターをメイン会場に、旧街道沿いの30ほどの店や家々に飾られたお雛様・・・享保、次郎左衛門、古今など勢ぞろい。それこそ昔、雛祭りの日には子ども達が「おひなさん、おみしぇってくなんせ」とやってきて、それはそれは賑やかだったとか・・・。お供えのお寿司や「きりせんしょう」(食べてみるのを忘れました・・・残念!)などを、分けてもらい大喜びだったのだそうです。私はこどもではないですが、「京都から来ました」と言うと驚かれ、手作りの漬物など頂きました(笑)。

f0135222_1958636.jpgお供えの中に、野老(トコロ)なるものを発見!食べすぎの薬だそうです。これは何やら効きそう・・・。(ヤマイモ科の多年草。見かけは生姜のようでした。苦いそうです。)
どの家でも、持ち主がお雛様に特別な思いを持っていて、ポツリポツリと語ってくださるのが心に残りました。それは、その家代々の物語だったり、ご自身の思い出話だったり・・・「お雛様」にはいろいろなことが託されているのですね。やはり特別なんです、お雛様って・・・。江戸時代からのものをずっと代々大切にしているのは、昔のものだからというだけでなく、お雛様に多くの人の思いが詰まっているから。そう思うとあまり写真を撮るのは失礼な気がして、心の中でシャッターを切りながら、ひたすらみなさんとのおしゃべりを楽しんでおりました。
それにしても、雛まつりって楽しいです。先生と二人、こどものように興奮しながら、あちこちのお雛様を訪ね歩きました。花巻でのすてきな思い出がまたひとつ増えました。
そして、この大迫で楽しみにしていたのは・・・(次回に続く)
[PR]
by kira_hoshi | 2010-03-14 19:59 | 希望郷いわて
<< イーハトーブの雛祭り ⑤ NHKで遠野を特集! >>