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四条京町家「朗読お茶会」vol55 終了しました

今日は・・・おいしかったです!
このおひたしが・・・。
青々としたおいしいそうな菜っ葉は・・・な~に???
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実は、新茶です。新茶の茶がらなのです!
今日の「朗読お茶会」では、まず水出しの新茶を味わいました。
旨みと甘みがあって、お茶というかスープや出汁みたいでおいしかったです。
そして、最後に皆さんにおひたしをポン酢で味わって頂きました。
お茶の苦みも全くなく、味も食感もまるで青菜・・・。栄養たっぷりで、なんだかホウレンソウを食べたポパイのように元気が出てきました。私だけでなく、お客さんも・・・。
皆さん、とてもよいお顔で帰っていかれました。

今日のテーマは、~宮沢賢治と遠野の昔話~でした。
プログラムは、「とうふとこんにゃく」(遠野の昔話)、「ざしき童子のはなし」(宮沢賢治)「遠野物語」(柳田國男)からカッパの話、「おしらさま」(菊池敬一/文 丸木俊/絵)、「シグナルとシグナレス」(宮沢賢治)でした。
私は、賢治作品が大好きですし、遠野のカッパやざしきわらし、おしらさまにも心ひかれます。今回は、我ながらとても楽しいプログラムでした。
花巻の宮沢賢治記念館、今年の企画展は「遠野と賢治」です。今度花巻を訪ねる時には、ゆっくり拝見したいと思っています。
遠野と言えば、昔から沿岸と内陸を結ぶ交通の要衝でしたが、今現在は復興ボランティアの基地となっています。それは、地理的なことだけでなく、昔話を「人から人へ伝える」ことを今も大切にしている、遠野の人々の心あってこそなのではないでしょうか。
遠野まごころネット」のことが話題になる度、遠野の昔話を思い出しています。

おかげさまで、今日もたっぷり町家の空気に浸り、皆さんと物語を楽しみ、お茶を味わい・・・時間が止まったようでした。
小嶋さんにお茶の淹れ方を伝授頂きながら、日々の生活を反省。(でも、すぐ反省し終わっちゃうのですけど・笑)次回までには、少しは生活見直したいです・・・。
次回の「朗読お茶会」は、9月18日(日)に予定しています。
皆さんのおかげで、かわらず、ゆっくり歩きながら・・・7年目に入ります。
by kira_hoshi | 2011-06-18 23:19 | 朗読のご報告
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