秋の岩手の旅③

水沢には、国立天文台もあります。賢治さんの「土神ときつね」や「風野又三郎」にも出てくる、日本で最も古い天文台。今回は行けませんでしたが、水沢の澄んだ夜空に星がきらめいているのを見て、とてもロマンチックな気分になりました。水沢って武家の渋いイメージと星の甘いイメージの両方があります!

京都への帰り道、世界文化遺産の平泉に立ち寄りました。
震災があった今年、平泉が登録されたことは、本当に感慨深いです。平泉は浄土の思想でつくられた国・・・。
それに2年前には登録果たせず、岩手県はずっと今年の登録を目指してがんばっていたのです。
(写真は毛越寺(もうつうじ)
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駅も駅前も道路もおみやげ屋さんなども、ちょっとフレッシュな感じでした。でもぼちぼち歩いてみると、稲刈りが終わったばかりの田んぼに稲ワラが乾され、のどかな風景が広がっています。そして観自在王院跡が、またまたのどか・・・。ただっぴろい風景があちこちにあってよかったです。
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歩いたり巡回バスを利用したりしながら、中尊寺に到着。金色堂を目指して、急な坂を登ります。この時は、まだ紅葉も始まっていませんでしたが、今はもう冬将軍が来ているでしょうね。

坂を登って登って・・・なかなか金色堂にたどりつけません。f0135222_2315888.jpgやっと着いた覆堂の中の金色堂は、観光客でいっぱいでした。藤原氏の時代から唯一残っている建物だというのですから、本当に貴重です。まばゆいその姿をガラスの向こうに見ながら、浄土はどんなところなのだろうと思いを馳せました。

平泉は、たくさんの観光客でにぎわっていました。人が集まるにぎわいは、人や町を元気づけると思います。内陸から沿岸に、こういうにぎわいの元気を送れればいいですね。
ゆっくりと少しずつ、ずっと・・・。

私のこの旅は、10月初めのこと。2か月経って、今はもう冬です。
季節はちゃんと進んでいるのに、人のすることはなかなか思うようになりません。でも、とにかく、少しずつ少しずつでも、前に進むことが大切なことなのですね。そしていつも忘れないこと・・・。
今回、水沢の皆さんといろいろなことをお話しました。そして感じたことを心にしまって、私もちょっとずつ、変わらずできることをしていければと思います。
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by kira_hoshi | 2011-12-03 23:21 | 希望郷いわて
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