初秋のイーハトーブ  ①遠野


ブログ、ご無沙汰してしまいました。突然のイーハトーブ報告になってしまいごめんなさい。残暑厳しい京都から新幹線に乗り、新花巻の駅に降り立ったら…
f0135222_10294976.jpg


イーハトーブには、もう秋がやってきていました。
透きとおった青い空に白い雲が流れ、稲穂は重そうな頭を垂れて田んぼをわたる風に吹かれていました。なんだか、心が静かになりました。

まず向かったのは、民話のふるさと遠野。一昨年から、遠野文化研究センターの三陸文化復興プロジェクトのお手伝いに行っています。今年もと思ったのですが、仕事も落ち着き、ボランティアの募集はもう終了していたのでした。
f0135222_10381457.jpg

2年前には、果てしなく続くと思われた献本(最終合計278000冊)の整理でしたが、延べ4550人のボランティアの活動によってすでに10万冊余りが計18市町村86か所に届き、現在は配本を中心に行っているのだそうです。
センターでお話を聞き、大勢の人の手でこつこつと続けられたことが、こうしてつながって行くのだということにとても感動しました。このようなボランティアが、きっとたくさんあるのですね…。

久しぶりに語り部の工藤さのみさんにもお会いし、遠野をゆっくり観光しました。とおの物語の館は改装され、昔話蔵にはこどもが喜びそうなしかけがたくさんありました。語りを聞ける劇場、遠野座もできていました。
f0135222_10485565.jpg

語り部さんの「むがす、あったずもな」を聞き、しばし昔ばなしの世界にひたりました。

それから今回ぜひ行きたかったのが、遠野市立博物館。柳田國男に昔話を語った佐々木喜善は、宮沢賢治と親交があり、やはり没後80年なので二人に関する展示が行われているのです。
f0135222_10491250.jpg

賢治さんの手紙がたくさんあり、二人の親交が篤かったことがよくわかりました。また、教え子の澤里武治が賢治さんからもらったレコードやバイオリンケースなども展示されていて、こちらもとても興味深かったです。
まずは昔話の世界にひたって、気持ちをリラックス。体内時計をイーハトーブ時間にリセットしたのでした。(笑)
[PR]
by kira_hoshi | 2013-09-15 10:45 | 希望郷いわて
<< 初秋のイーハトーブ  ②花巻 夏のお楽しみ >>