比叡山の賢治歌碑

比叡山延暦寺で行われた、宮沢賢治七十五回忌の法要に参列して参りました。
しばらく心も体も忙しく落ち着きのない日々を送っていたので、詩の朗読が失敗せずにできるだろうかと心配でしたが、なんとか無事に終了しほっとしました。
それにしても、根本中堂の入り口右後方に賢治さんの歌碑があるなんて・・・この歌碑は、今から50年ほど前に建てられたものだそうです。
f0135222_16541211.jpg

若き賢治が父と宗教上対立していた頃、比叡山を旅し根本中堂を目の前にして詠んだ和歌で、

「根本中堂 ねがはくは 妙法如来 正偏知 大師のみ旨 成らしめたまへ」

<どうかみ仏の素晴らしいお知恵によって、伝教大師が日本に天台の教えをひろめられ
国の平和を守りたいと祈られたみ心にあうよう、どうかみ仏の加護をいただきたい>


この歌碑の前でお経が唱えられ、参列者は献花、献香をしました。
声明が響き散華が舞う法要で、賢治さんはとても喜んでいるのではないでしょうか。
そんな場で、「雨ニモマケズ」を朗読させて頂くという大役を仰せつかり、私はすっかり緊張!
この雰囲気をこわしてはいけない・・・とそればかり考えていました。
無事終わった時は、一気に体の力が抜けました。(笑)きっと賢治さん、笑っていたでしょうね。
法要の後、琵琶湖を臨む会館でお食事をしその後講演会に参加し、賢治さんのことを想った一日でした。主催団体の関西宮沢賢治の会や、その他岩手県の会の皆さんがたくさんお集まりで、賢治さんのエピソードをお聞きしながら夢のように時間が過ぎてしまいました。
またまた、賢治さんのご縁ですてきな方々とお知り合いになりました。
ほんとうに不思議です。賢治さんのご縁は・・・。
[PR]
by kira_hoshi | 2007-09-22 16:55 | 宮沢賢治
<< 母校のこどもたち 朗読はライフワーク >>