京都薪能に行ってきました!

第59回京都薪能2日目は、昨日の雨で順延となり、今日行われました。
私も4時半の開場と同時に入場し、正面の真ん中あたりを確保。座布団と上着、食料をしっかり持って準備万端だったので、3時間しっかり堪能しました。
源氏物語千年紀がテーマの今年は、2日間とも源氏の番組がそろっています。
今日は、「夕顔」で始まり、火入れ式の後、新作能の「紅葉賀」、新作狂言「おばんと光君」、最後は「葵上」と魅力的なプログラムでした。
「夕顔」や「葵上」は、能の番組にぴったりなテーマですね。特に、「葵上」は篝火がめらめらと燃える中、六条御息所の怨霊が登場してくると、雰囲気がありすぎて怖いくらいでした。
新作能の「紅葉賀」は、京都薪能では初めての、しかも書きおろしの新作。そして、金剛流と観世流が京都薪能の1番組の中で半世紀ぶりに共演・・・とすごい前評判でした。1日目のプログラムにも入っていたので、新聞に掲載された写真を見てとても楽しみにしていましたが、やはり自分の目で見るともっと素晴らしい!金剛永謹さんの光源氏と片山清司さんの頭中将の舞の対比、華やかな衣装・・・夢のようでした。
狂言は茂山家の若手が総出演。源氏物語のパロディーで、「ほたる源氏」や「とうふの中将」なんていう名前が出てきます。ストーリーも狂言師のやりとりも面白く、思いっきり笑ってしまいました。1日目は人間国宝の千作さんはじめ重鎮が出演していたので、こちらも見たかったです。

f0135222_0454371.jpg思えば、私が能を見るようになったのは、関西に来てからなので12年ほど前から。奈良に住んでいた時に興福寺の薪能を見て感動し、それから野外の能ばかり見ていました。京都に来てからは、能のワークショップに参加して、装束付けを体験させて頂くほど能に興味を持っていました。何より、京都や奈良に住んでいると気軽に見に行ける機会が山ほどあるんですよね。それに、有名な能楽師、狂言師のみなさんを街中でお見かけすることもしばしばで、伝統芸能に親しみを感じます。それなのに・・・忙しさにかまけてすっかりご無沙汰しておりました。
でもこうして見に行ってみると・・・いいもんです。日常とは別世界。違うものが見えてきます。
帰り道、また来年見に行こうと思いました。来年は第60回、すごいですね~!
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by kira_hoshi | 2008-06-03 23:56 | 京都
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