カテゴリ:希望郷いわて( 76 )

いわてデスティネーションキャンペーン①

いわてDC期間中に岩手に行ってきました!
今年度いっぱい東北観光博が行われていますが、さらに岩手では6月末まで「いわてデスティネーションキャンペーン」!なんだかいつもより、HPやポスターなど宣伝にとても力が入っていて、「岩手の気合い」を感じました。
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そしてこの季節、東北では何より新緑がきれい…6月のイーハトーブははじめてだったのでとても楽しみでした。
いつものように、花巻では賢治さんめぐり…童話村の広々とした風景にほっとしたり、
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南斜花壇を散策したり…。
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実は、花巻市博物館を初めて訪ねたのですが、展示がとてもわかりやすく面白かったです。
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9月には企画展があって、考古学者の吉村作治さんの講演があるのだとか。面白そう…。

宮沢賢治記念館、今年の企画展は「種山ヶ原と賢治」。私も、実は今回の旅に「種山ヶ原」が入っていたので興味深かったです。
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賢治記念館周辺は、平日にもかかわらずたくさんの人で賑わっていました。やはりDC効果でしょうか?
私も観光客ですが、あちこちで知人の皆さんにお会いしお話しながらだったので、ちょっとだけイーハトーブ人気分でした。(笑)
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そして、9日(土)は、「チャグチャグ馬こ」!
いつか見たいと思っていたのです。朝、盛岡駅からのシャトルバスで滝沢村の鬼越蒼前神社に向かうと…もうお馬さんが集合しておりました。(次につづく)
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by kira_hoshi | 2012-06-14 00:09 | 希望郷いわて

イーハトーブ冬紀行 追記

冬のイーハトーブは、最低気温が-10℃で・・・やっぱり寒かった~!
でも、真っ白な田畑がどこまでも続く「雪渡り」の世界を感じることができました。
寒波を気にしながらの短い旅だったので、お会いしたい方々にお会いせぬまま帰ってきてしまい残念でしたが、イーハトーブの空気を吸って心がぱんぱんになりました。ついでにお腹もパンパン・・・天然ヒートテックがさらに厚くなってしまったようです。(笑)だってご飯がおいしいんだもん・・・。

イーハトーブでは、人や風景、温泉や食に、いつも心が和らぎます。こんなに何度も通うことになるなんて・・・20年ほど前に初めて行った時には思いもしませんでした。
まだまだ、行ってみたいところばかり・・・今後のために、ドラえもんの「どこでもドア」ほしいです。(笑)
それに、昨年訪れた宮城や小さい頃に住んでいた福島にも行ってみたい・・・。東北に行けば行くほど、なつかしい気持ちになってくるのは、私のルーツが北国だからかもしれません。
東日本大震災からもうすぐ1年。
私には何もできないのですが、ずっと東北の応援団でいたいと思います。

今年3月から一年間、東北観光博が行われるとニュースで見ました。東北6県の観光地がクローズアップされて魅力が伝わり、訪れる人が増えるといいなと思います。
また、岩手県では今年4月~6月、いわてデスティネーションキャンペーンが開催されます。JR6社と協力して、いろいろな場面で全国に岩手県の情報が発信されるそうです。
期間中は、内陸から陸前高田や大船渡、釜石や陸中海岸など、沿岸への復興応援バスツアーもたくさん企画されているそうで、沿岸へのアクセスもよくなりそう。多くの人が訪れることが、復興を後押しする大きな力になるに違いありません。
キャンペーンのキャッチコピーは「イーハトーブいわて物語~そういう旅に私はしたい~」。訪れる人に、いわての旅での体験を通じ、それぞれの「物語」を作ってもらえれば・・・ということだそうです。
私も、また物語を作りに行きたいです。今までの続きも・・・そして新しい物語も。
また、そのうちにおじゃまします!
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by kira_hoshi | 2012-02-04 19:00 | 希望郷いわて

イーハトーブ冬紀行 後半

奥州市水沢でも、心がほかほかしました!
昨年の読書ボランティア研修会以来、水沢にも温かいご縁がつながっていて、今回は地域の皆さんの童謡を歌う会、「アスピア詩っこの会」に参加させて頂いたのです。とても楽しかったです!
歌って、それも童謡って、すてきな力を持っています。歌いながら懐かしくなって、気持ちよくなって・・・心が解きほぐされて行くような・・・。皆で一緒に大きな声で歌うと気持ちいいですね。そして何より、会のスタッフの皆さんがとてもすてきな方々でした。
皆さんと楽しみながら、この頃の自分の朗読会についてちょっと反省・・・。昨年は、変なところに力が入って、私自身が朗読会を心から楽しんでいなかったような気がします。
参加者もスタッフも皆一緒に楽しんでいる姿・・・水沢で楽しい会の原点を見て、大切なことに気づきました。
歌の合間に、ちょこっと朗読させて頂きました。緊張しましたが(汗)、とっても楽しかったです~!

そして、会の後、水沢の国立天文台にお連れ頂きました!
天文台本館のとなりに大正時代の建物が保存され、宇宙遊学館という展示館になっています。
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また明治時代の建物は、初代所長の業績を顕彰し「木村記念館」として残っています。
「風野又三郎」に、水沢観測所で木村博士がテニスをしている場面が出てくるのですが、テニスコートも・・・あります!館内あちこちに、キャラクターの又三郎がいて、賢治さんの世界でした。急ぎ足での見学になってしまいましたが、またゆっくりおじゃましたいです。
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by kira_hoshi | 2012-02-03 17:40 | 希望郷いわて

坂上田村麻呂に会いました!

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花巻の石鳥谷町で育った大きなりんごを頂きました!甘い香りに、石鳥谷の風景を思い出しました。
おいしいりんごを食べて、涸渇しているイーハトーブパワーも復活です~!(笑)

f0135222_1762242.jpgさて少し前に水沢の話をしましたが、水沢といえばアテルイ。
征夷大将軍・坂上田村麻呂が戦った蝦夷の大将です。
実は、田村麻呂が開いた京都の清水寺には「アテルイ・モレの碑」があります。田村麻呂がアテルイの戦いぶりに敬意を表し、朝廷に助命嘆願をしたというエピソードから建てられた碑です。(モレは副将)

毎年11月に清水寺で行われている法要に、今年はアテルイさんと田村麻呂さんが見えたとか???と聞いたのですが・・・実は、秋田県に本拠を置く「わらび座」のミュージカル「アテルイー北の燿星―」が全国で行われているので、俳優さんたちが清水寺の法要に参加されたのでした。(笑)

わらび座さんといえば、以前の京都公演でご縁があり、そのつながりで、田村麻呂役の宮本昌明さんにお会いする機会がありました~!(田村麻呂は、すてきなイケメンでした!)
四条界隈をぶらぶらしながら、京都市の文化芸術の拠点「京都芸術センター」をご案内し、ちょうど開催中だった文化庁メディア芸術祭京都展「パラレルワールド京都」を見学。舞台芸術に通じる世界を、二人してしばし真剣に見入りました。宮本さんは、「京都はすごいですね~!」とおっしゃってくださいましたが、わらび座さんの、自然豊かな地で芸術体験しながら過ごせる「たざわこ芸術村」こそ、すてきじゃないですか!

今、「アテルイー北の燿星―」は、「東日本大震災復興支援公演」として各地で公演されています。東北出身の俳優さんも多いので、被災地に対する思いは本当に強い!俳優さんたちは避難所を訪れて支援公演し、「元気を届けにきた側が逆に励まされる」という体験をしながら「復興に向けての希望を湧き立たせる舞台を届けたい」・・・と決意を新たにしておられるそうです。来年2月18日には、京都市の京都会館で行われます!ぜひ京都の皆さん、俳優さんたちの熱い思いを見にいらしてください!
また、わらび座の本拠地「わらび劇場」には、被災地のこどもたちを迎え入れ、観劇やワークショップを楽しんでもらっているとか。文化を通じた心ふれあう温かい交流が、きっとこどもたちを元気にしてくれるのだと思います。

震災後、様々な文化が人の心を元気づけることを知りました。やはり、文化は人の心の灯火なのだと思います。そして、たとえ小さな火でも、ともし続けることが大切なこと・・・。
私にも、何かできるでしょうか。震災から9カ月・・・いつも考えています。
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by kira_hoshi | 2011-12-11 17:13 | 希望郷いわて

秋の岩手の旅③

水沢には、国立天文台もあります。賢治さんの「土神ときつね」や「風野又三郎」にも出てくる、日本で最も古い天文台。今回は行けませんでしたが、水沢の澄んだ夜空に星がきらめいているのを見て、とてもロマンチックな気分になりました。水沢って武家の渋いイメージと星の甘いイメージの両方があります!

京都への帰り道、世界文化遺産の平泉に立ち寄りました。
震災があった今年、平泉が登録されたことは、本当に感慨深いです。平泉は浄土の思想でつくられた国・・・。
それに2年前には登録果たせず、岩手県はずっと今年の登録を目指してがんばっていたのです。
(写真は毛越寺(もうつうじ)
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駅も駅前も道路もおみやげ屋さんなども、ちょっとフレッシュな感じでした。でもぼちぼち歩いてみると、稲刈りが終わったばかりの田んぼに稲ワラが乾され、のどかな風景が広がっています。そして観自在王院跡が、またまたのどか・・・。ただっぴろい風景があちこちにあってよかったです。
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歩いたり巡回バスを利用したりしながら、中尊寺に到着。金色堂を目指して、急な坂を登ります。この時は、まだ紅葉も始まっていませんでしたが、今はもう冬将軍が来ているでしょうね。

坂を登って登って・・・なかなか金色堂にたどりつけません。f0135222_2315888.jpgやっと着いた覆堂の中の金色堂は、観光客でいっぱいでした。藤原氏の時代から唯一残っている建物だというのですから、本当に貴重です。まばゆいその姿をガラスの向こうに見ながら、浄土はどんなところなのだろうと思いを馳せました。

平泉は、たくさんの観光客でにぎわっていました。人が集まるにぎわいは、人や町を元気づけると思います。内陸から沿岸に、こういうにぎわいの元気を送れればいいですね。
ゆっくりと少しずつ、ずっと・・・。

私のこの旅は、10月初めのこと。2か月経って、今はもう冬です。
季節はちゃんと進んでいるのに、人のすることはなかなか思うようになりません。でも、とにかく、少しずつ少しずつでも、前に進むことが大切なことなのですね。そしていつも忘れないこと・・・。
今回、水沢の皆さんといろいろなことをお話しました。そして感じたことを心にしまって、私もちょっとずつ、変わらずできることをしていければと思います。
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by kira_hoshi | 2011-12-03 23:21 | 希望郷いわて

秋の岩手の旅②

さて、奥州市水沢といえば城下町。今も武家屋敷の家並みが残る町です。
町を散策してみると、そこここに立派なお屋敷があって、石畳をひいた通りも整備されていました。
こちらは資料館として見学できる武家屋敷「内田家」。
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台所の囲炉裏には火がくべられ、人が住んでいるような温もりを感じます。
きれいに手入れされた庭も、武家らしくきりっとした雰囲気。
普段目にする京都の町家とは、また一味違っておりました。

そしてここ水沢は、三偉人の出た地です。
その三偉人とは・・・幕末の蘭学者、高野長英。2・26事件の凶弾に倒れた、斎藤實。先見の政治家、後藤新平。
歴史の授業で勉強したはずですが・・・???・・・な私、三つの記念館をめぐって勉強してきました。

高野長英は、幕府の異国船打払令を批判し投獄されながらも、日本の夜明けに生涯を捧げました。
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斎藤實。
世界恐慌の混乱の中、内閣総理大臣を務め「自力更生」をモットーに力を尽くしました。英語に秀でていた春子夫人との「夫人外交」も有名で、春子夫人のドレスなどの展示もありました。
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後藤新平。
関東大震災の後、世界で初めて区画整理による都市計画を推し進めました。その自治三訣「人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そしてむくいをもとめぬよう」は、心に残る言葉でした。
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そしてこの三偉人、親戚つながりがあるそうなんです。そのせいか(とうわけではないでしょうけど・笑)、学芸員さんが説明しながら他の記念館を勧めてくださったりして・・・なんだかスタンプラリーのように楽しくめぐっておりました。そして、この偉人たちが今この時代にいてくれたら・・・と考えたりしました。でもヒーローを待つのではなく、私たちが先人の教えや行動に学ばねばならないのですね。そして、自分にできることをしなければいけないのですね。三館を回り終える頃には、そんなふうに思うようになっていました。
それにしても、水沢の、いえ水沢だけでなく岩手の皆さんの先人を思う気持ちには、いつも感心します。
この三偉人の生家や住居などがきちんと保存され、見学施設や記念館になっていたり、住んでいた通りは「偉人通り」と名付けられていたり、本当に大切にされているのです。後藤新平の家などもこんなふう・・・。
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お母さんにお仕置きされた「しばられの小屋」も・・・。
f0135222_0372342.jpg偉人の子供時代はかなりやんちゃだったようです。(笑)
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by kira_hoshi | 2011-12-02 00:40 | 希望郷いわて

秋の岩手の旅①

本当にすみません。10月の初めに岩手におじゃましたこと、落ち着いてからupしようと思っていたら・・・もう今年もあとひと月ではありませんか~!季節はすっかり冬になっていますが、ちょっと時をさかのぼって秋の初めのイーハトーブの様子をお伝えします!

今回おじゃましたのは、岩手県南部、胆江地区の読書ボランティアさんの研修。胆江地区には2年前に、小学校の先生方の研修に伺ったことがあり、そのご縁でお招き頂いたのでした。f0135222_21163445.jpg
そして、ボランティアの皆さんとおはなし会を楽しんだり、朗読をしてみたり・・・とても楽しかったです。
おはなし会の会場は、奥州市水沢の町の大型店の中にある「えほんの森」という場所。小学校の教室3つ分くらいの広い場所に、絵本がい~っぱい!靴を脱いで、板敷きの床にごろんとできるのでくつろげます。お買いものに来て、ちょっと疲れたら絵本コーナーでひとやすみ・・・できるなんてうらやましい。(私、毎日お買いものに来ちゃいそう・笑)こんなすてきな場所、京都にも欲しいです・・・。
ボランティアの皆さんはとても熱心で、続いての朗読研修も熱気にあふれていました。私など、お役に立てたかどうかわかりませんが、後から送って頂いた皆さんのアンケートには、温かい感想がたくさん書いてあったので本当にうれしかったです。f0135222_21165369.jpg
読書ボランティアグループを結んでいるのが、胆江ゆめネットワークというネットワークなのですが、事務局の皆さんはとても人なつっこい方々で、交流会でも盛り上がりました。店を出てからも、名残惜しくていつまでも寒空の下でおしゃべりしていたくらい・・・。いつしか私、おしゃべりが止まらなくなっておりました。(笑)

実は今回、花巻の小学校にも立ち寄って、読書ボランティアさんたちの紙芝居を見ることができました。花巻市東和町では、この春、6つの小学校が統合してひとつの大きな小学校になりました。そのこどもたちが地域の昔話でつながることができるようにと、ボランティアさんたちが願いながら作った大型紙芝居です。制作段階から見ていたので、今回こどもたちと一緒に見ることができてよかった~!ボランティアさん手作りの紙芝居は、昔話に乗って温かい心も伝わってくるようでした。
秋の岩手の旅は、心がほかほかすることばかり・・・順にupしていきます。(今年中に・・・汗)
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by kira_hoshi | 2011-11-28 21:18 | 希望郷いわて

遠野からのお客さま

先週の三連休は、岩手県遠野からお客さまをお迎えし、あっと言う間の3日間でした。
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9日の「語りの里」第6弾に、語り部さんの工藤さのみさんにお越し頂けたのは、本当にうれしいことでした。遠野市の遠野文化研究センターの石田久男さんにも、現在遠野で行われている「三陸文化復興プロジェクト」についてお話して頂きました。お二人にお越し頂けたのも各方面の応援があってのことで、改めて昔話がつないでいくものの温かさを感じました。応援してくださった皆さん、ありがとうございました!
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そして翌10日に、「三陸文化復興プロジェクト」について聞く会を行ったところ、こちらもたくさんの方がお越しくださり、皆さんの熱意を感じました。昔話や語り部さんのこと、震災ボランティアのことなど様々な質問出て、皆さんの関心の高さがうかがえました。
最後に工藤さんが語った「遠野物語99話 津波のはなし」は、とても心に残りました。
明治三陸大津波の時の昔話ですが、今のことのような気がしながら、なんとも切ない気持ちで聞きました。こうして人の感情を動かしながら、昔話は伝わっていくのですね。
昔話の力、語りの力、を感じました。

この2つの会については、語りの里のブログhttp://katarisato.exblog.jp/に詳しくUPします。そちらもぜひ、ご覧ください。
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by kira_hoshi | 2011-10-15 23:27 | 希望郷いわて

岩手、宮城に行ってきました。⑤

夏の旅の続きが書けぬまま・・・10月になってしまいました。
今年の秋は、本当に忙しくて。でも、そればかりでなく、夏の旅をブログにしようとすると言葉がなかなか見つからないのです。お伝えしたいことばかりなのですが、今は心にそっとしまっておきたいことも・・・。そんなことは、自分の心の中で大切にしながら、いつか良い言葉が見つかるのではないかと思っています。

さて、今回は宮城県の仙台と松島に立ち寄りました。
今までこんなに何度も岩手に行きながら、仙台に立ち寄ったのは飛行機の都合で降りた1回だけ・・・いつも素通りだったのです。
でも実は、宮城県内に友人が何人かいたので、震災以来、ずっと心配していました。
そして今回、20年ぶりと25年ぶりの友人に会うことができました。
懐かしさと、無事でよかったという気持ちと・・・いろいろありましたから、私、すっごいおしゃべりになっていたと思います。(いつも以上に???)友人達からは、これまでのことと震災のこと、その後のこと・・・話を聞きながら、本当に「今会えてよかった」という気持ちになりました。短い時間では、語り尽くせなかった聞き尽せなかったことばかりですが、「今会えた」ということを、お互いに喜び合うことができました。
また、いつか会いたいです。

1人の友人が松島に住んでいたので、仙台の友人の運転で松島に初めて行きました。
途中、海沿いを通って行きます。その時点でもう震災から半年近くになっていたのですが、何事もなかったように復興しているところもあれば、まだまだ傷跡が残るところもあり・・・風景を見ながら、友人の語る話が心にとてもしみました。
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日本三景の松島は、島々が津波の直撃を防ぎ、水には浸かったけれど復興が早かったそうです。私が行った日は、波が高くてフェリーには乗れませんでしたが、瑞巌寺や円通院などを散策しました。海の近くなのに、お寺は山寺のように山深く静かで、とても心落ち着きました。
今月末から来月にかけては、紅葉ライトアップがあって毎年とても賑わうのだとか。そろそろ、東北は秋真っ盛ですね。f0135222_2153875.jpg

なかなか進まなかった夏の旅の報告、ひとまずここまでとさせて頂きます。
そうこうしているうちに、実は、10月初めにまた岩手に行ってきました!
こちらのご報告もいずれゆっくりしたいと思います。
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by kira_hoshi | 2011-10-08 21:06 | 希望郷いわて

岩手と宮城、行ってきました。④

花巻から釜石線に乗って遠野に向かいました。遠野といえば、柳田國男の「遠野物語」で知られる民話の里。私も何度か訪れながら、その昔話の世界にひかれるようになりました。今では知人も増え、みなさんにお会いしたくて訪れるようになっています。
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遠野市では、人々の暮らしの中で生まれ、受け継がれてきた豊かな文化資源を、調査研究・活用するため、遠野文化研究センターを今年4月に設立しました。そして3月の東日本大震災を受けて、「文化による復興支援」として「三陸文化復興プロジェクト」が始まりました。今回ご縁があって、そのお手伝いを少しだけさせて頂きました。
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このプロジェクトには、「献本活動」と「文化財レスキュー」の2本の柱があります。
「献本活動」は、被災地に本を届ける活動なのですが、まずは遠野に全国から集まった献本を分類してデータ化し、分類番号に基づき整理保管します。そして、受け入れ先の要望に沿って贈呈するというシステムです。
私がお手伝いに行った時点で、20万冊近くの本が全国から集まっていました。お手紙入りの箱もあり、送り主の“想い”を感じました。そしてこれを整理するセンター職員やボランティアの方々も、“想い”をこめて作業しています。全てが手作業なので、山のように積まれた段ボールを見ると気が遠くなりそうでしたが、ゆっくり少しずつでも“想い”をこめて作業することが大切なことなのですね。
また、「文化財レスキュー」は、大槌町の古い記録をきれいに修復するというもの。こちらは、津波をかぶった資料を、乾燥させて塩をはらい、洗浄しまた乾かす・・・という作業が行われていました。こちらも、大変な仕事です。でも、作業が終わった資料を見て、きれいに修復されていることに感動!私が見せて頂いたのは、明治や大正時代の議会記録など、昔の人の生きた証になるような大切な資料ばかりだったので、これ等が残ったことは、町にとって大きな励みになると思いました。
このプロジェクトについては、遠野文化研究センターのHPをぜひご覧ください。なお、献本については受付していない本もありますので、詳細をご確認ください。

遠野は地理的に沿岸部に近く、震災直後から救助の前線基地になっていました。今も、多くの人が国内はもとより外国からも遠野を訪れ、沿岸のボランティアに向かっています。人や物資の支援はもちろん、文化の支援も行われていることは、「民話のふるさと遠野」らしいです。

その遠野の「三陸文化復興プロジェクト」について、遠野文化研究センターの職員さんからお話を聞く会が、10月10日(祝)に京都市中京区のウィングス京都で行われます。語り部さんによる昔話もあり、じっくりと遠野を知って頂く会になると思います。
詳しくは
、カッパ研究会http://www.kappa-kyoto.vis.ne.jp/
語りの里実行委員会http://katarisato.exblog.jp/
(なお、9日開催の「語りの里」第6弾はすでに定員となり、締め切りとなりました。ご了承ください。)
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by kira_hoshi | 2011-09-29 00:22 | 希望郷いわて