カテゴリ:宮沢賢治( 88 )

宮沢賢治の時間 4回目

先日、6年生のところに行ってきました。
同じ学校に3年おじゃましていますが、今年の6年生はなんだか大人のような気がして、思い切って「なめとこ山の熊」に挑戦!難しい物語なのですが、とてもよい話なので。
でもやはり30分の物語は長すぎますし、耳で聞いてわからない言葉や難しい言葉が出てきますので、こどもたちには辛かったと思います。読みながら皆の様子が伝わってくるので、私も辛かったです(笑)。こどもたちの顔を見ると、プレッシャーを与えそうなので見ないようにして、ただただ最後まで読むことに集中しました。きっと、6年生にはあまり楽しくない時間になってしまったかも。私も、「なめとこ山」は大人対象に読んだことはあるのですが、こどもだけは初めてでしたので、良い経験になりました。

賢治さんの物語を楽しんで欲しい・・・と願いながら読んでいるのに、今回は楽しんでもらえたかどうか・・・。
でもある意味、こどもたちにとって心に残る時間だったかもしれません。
わからないこと、というのも実は強烈な印象を心に刻むものですから。
そして、将来、またどこかでこの物語に出会うことがあれば、その時はもっと深く心に残るでしょうから・・・。
そう思うと、いつもいつもわかりやすいものばかりを選択してはいけない、と思うのです。
そして私は、決してうまく読もうとしてはいけない。ただ無心になって、一生懸命に言葉に向き合わなければ・・・と思うのです。

先週、他の学校で「虔十公園林」を読んでいたら、言葉がだんだん心にしみてきて、泣けてきてしまいました。うまく説明できませんが、「心にしみる」というのはこういうことなのだと思いました。
きっとあの時私は、無心に言葉と向き合っていたのだと思います。

今年度もあと2ヶ月。
今年も、また6年生とのお別れが近づいてきてしまいました・・・。
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by kira_hoshi | 2010-01-28 00:45 | 宮沢賢治

賢治の幻想

昨日、京都府民ホール“アルティ”で行われた「創作音楽劇 賢治の幻想」を見てきました。
アルティは、生音の響きがとてもよくクラシックのコンサートがよく行われるホールです。今回はアルティ完全オリジナルの「宮沢賢治の世界」を創造するというのですから・・・ちょっとドキドキしながら会場に向かいました。

ホールに入ると、客席が能舞台のように左右にも設置され、舞台は低く、その少し上にオーケストラ席が設けられていました。今回、京都の作曲家、西邑由記子さんのオリジナル曲を7人編成のオーケストラが奏でるのです。
そして、舞台のバックには大きな山の影が・・・岩手山を模したものでしょうか、とても存在感がありました。
最後の方には、星が流れたり、黄色い大きな月が出たりて・・・この演出もすてきでしたし、その他の舞台セットがとてもシンプルでよい感じでした。

「土神と狐」「鹿踊りのはじまり」「なめとこ山の熊」の3つのお話を、音楽と芝居で表現するものだったのですが、物語が進みながら音楽が入る構成は頭の中にす~っとイメージが入ってよかったです。オーケストラの皆さんも、物語の一部にすっかりなっていて、メロディーも物語を語っているようでした。
芝居は、狂言師と役者のみなさん。大蔵流狂言師・網谷正美さんの狂言は何度か拝見したことがあるのですが、お芝居は初めて拝見しました!「なめとこ山」の小十郎は、なんだか真に迫っていて、小十郎そのものでした。
狂言で型が身についていらっしゃるだけに、動きの一つひとつが印象的。客席から小十郎の一挙一動に注目してしまいました!
「鹿おどり」の鹿たちも、かわいかったり面白かったり・・・。役者さんが生き生きとしていて、見ていて楽しかった。
「土神」は、土神、狐、樺の木、それぞれのイメージが具体的になりました。
セリフのやりとりがとてもロマンチックで、改めて、この物語の面白さに気づきました。
途中の、トシと賢治のやりとりが幻想的。ソプラノの日紫喜恵美さんの歌声はとても印象的で、物語のアクセントになっていました。

f0135222_1020381.jpg約2時間、「賢治の幻想」にひたっての帰り道、ますますイーハトーブホームシックになってしまいました~!(泣)そうでなくとも恋しくなっていたのに、さらに・・・!
去年は2月の初めに訪れたのですが、珍しく雪が全然なくて胡四王神社からの眺めも春のようでしたが、今年は雪のお正月だったそうで・・・積もっているでしょうね。
ああ神様、私に「どこでもドア」をください~!!
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by kira_hoshi | 2010-01-10 10:22 | 宮沢賢治

賢治道!


岩手から年賀状をたくさん頂き、年明けからホームシックになっております。
そろそろ、イーハトーブパワーが切れてしまいました。チャージしに行かないと・・・(泣)。

それにしても、去年は賢治さんのご縁がまた深くなり、自分の目指すものが少し見えた年でもありました。賢治さんを読みながら、いつも悩んだり迷ったり考えたりしていますが、それが私の目指す道!賢治道!!賢治作品に終わりはないのです。
去年、谷口秀子さんにやっとお会いできました。4年ほど前に、賢治記念館で谷口さんのCDを買い求めて以来、いつかお会いしたいと思っていたのです。
おじいさんが賢治の先生で、お父さん照井謹二郎さんは賢治の生徒だったという谷口さんは、ご両親が主宰された「花巻賢治子供の会」で小さい頃から賢治作品に触れてきました。もうご高齢でいらっしゃいますが、年2回、東京で賢治作品の朗読会をされています。去年は花巻の風のセミナーで「なめとこ山の熊」を聞かせて頂き、その後、東京の公演にもおじゃまして「北守将軍と三人兄弟の医者」も聞かせて頂きました。
谷口さんの賢治は体にしっかり入っているのです。こどもの頃から触れて、育てられてきた賢治が、谷口さんの柱になっているのです。賢治を読むことが、谷口さんの生き様になっているような気がしました。
私などとうてい無理なことですが、谷口さんのようでありたい・・・。
賢治道を今年も邁進します~!
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by kira_hoshi | 2010-01-05 23:54 | 宮沢賢治

宮沢賢治の時間 3回目

この秋はなんだか右往左往していて、6年生のところに行くのがすっかり遅くなってしまいました。
「1学期に2度来たの、覚えてる?」と言ったら・・・「し~ん」・・・ほんとに、覚えてない???
でも、先生方がナイスフォロー!教頭先生の「岩手県は四国と同じくらい大きいです」という言葉には、皆、反応していました。(笑)先生方も回を追うごとに興味を持ってくださるようになり、うれしいことです。f0135222_23123642.jpg
さて、気を取り直して、今回は「どんぐりと山猫」。いろんなどんぐりが、皆の頭に中に思い浮かんだでしょうか?
賢治さんの作品には未完成のものがたくさんある、ということが皆の興味を引いたようでした。そういえば、私もこどもの頃、それが不思議でした。未完成なのになぜ本になっているんだろう・・・って。
3年生のところにもおじゃましたのですが、これが大笑いでした。
絵本「ねすごしたサンタクロース」が大うけで・・・。サンタや魔法使いのやりとりに大笑いした後、部分的なリクエストがあって、こんなこと初めて!

最後に「サンタクロースって本当にいるんですか?」と聞かれました。
私、みんなくらいの時にサンタさんから手紙をもらったよ~!とってもうれしかったっけ。
もう1ヶ月ほどでクリスマスですが、みんなのところに来るサンタは、ねすごしたりしませんように・・・。(笑)
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by kira_hoshi | 2009-11-18 23:16 | 宮沢賢治

イーハトーブから・・・。

今朝の新聞に、花巻で賢治祭の日に、北上川上流のダム放水を調節して「イギリス海岸」が出現するようにしたという記事が出ていました。う~ん、20年前に初めて見た時は、もっと陸が出ていたような気がします。でも、その頃は海の近くに住んでいた私、「え?これが海岸?」と思ってしまった思い出がありますけど・・・(笑)。イギリス海岸や賢治祭のリポートはこちらのサイトをどうぞ!
宮沢賢治の詩の世界
f0135222_062070.jpgそして今朝、紫波町のあさどり葡萄を頂きました!すっごく甘くてジューシーで、実がプリッとしているんです。「ばあちゃんが作っているから・・・」って、地元の方が送ってくださったのです。
うれしいです!ああ・・イーハトーブは収穫の季節なのですね。私がおじゃました時は、稲穂もりんごも緑で、収穫の季節への期待で気分が高まる頃でした。
そんな豊かな大地を見ると、イーハトーブはいいな~と思います。海も山もある岩手は、山海の珍味も豊富で、京都では簡単に手に入らない物産もたくさんあります。それを味わえるなんて、それも新鮮で安く味わえるなんて、何よりの贅沢!うらやましいことです。
でも、都会の暮らしでは考えられないことがたくさんあるのですね。それも時代を遡って考えれば先達の苦労が見えてきます。今、雑穀ブームですが、それだって昔、お米が食べられない生活を支えた食料だったわけですし、お酒が有名なのも南部杜氏が各地に出稼ぎに出て、良いお酒を造ってきたからなのですし・・・花巻滞在中にそんなことも教えられ、このイーハトーブの豊かさは苦労して開拓してきた先人達の賜物なのだと思いました。賢治さんも、そのために奮闘したのですよね。

ところで、先月、花巻で食べた美味しいものを思い出しました!これ!「焼きプリン大福」!
f0135222_093877.jpg大福の中にとろ~りとろけるプリンが入っているんです。プリンのカスタードがほっぺが落ちそうなほど美味しい~!これ、どうやって作るんですか???(大福で柔らかいプリンを包むなんて・・・至難の技!)地元の方が買ってきてくださったのですが、いろいろ種類があってカフェプリン大福もおいしかった!空港近くの産直の店、「案山子」のオリジナルで、すぐ売り切れてしまうんですって!また食べたくなってきました。イーハトーブ、食べたいです・・・もとい、行きたいです!
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by kira_hoshi | 2009-09-22 23:52 | 宮沢賢治

賢治さんの七十七回忌。

今日の比叡山、素晴らしい秋晴れでした。
京都の町は気温が高かったのですが、お山に上ったら心地よい風が吹き、もうすっかり秋が来ているようです。五連休中日の根本中堂は、たくさんの観光客でにぎわっていました。そして、法要に参列する方も・・・今までの倍の80人ほど。それも、秋田や高知、長野・・・など遠方の方も多く、過去2年とは違う雰囲気でした。でもいつもの通り、厳かな読経で始まり、散華が舞い・・・参列者による献花と焼香が行われました。

今年は、賢治さん、清六さんの後、小野誠関西宮沢賢治の会・前会長のお名前も呼ばれました。奥様の祖父が盛岡での賢治さんの身元保証人だった、という前会長、昨年賢治忌を前に他界されたのですが、訃報はご遺言で伏せられたまま法要が行われたのでした。そのことを後から知って、とても心が痛みました。折に触れてお葉書を頂戴し、お人柄にふれていただけに、本当に淋しいです。ご冥福をお祈りします。

今年は、午後の講演会講師からのリクエストで「永訣の朝」を朗読しました。とにかく心を真っ白にして、言葉に向かいました。賢治さんの詩碑に向かって、他には何も見えず、賢治さんの言葉に集中して、自分の声だけを聞き・・・ただただ、無我夢中でしたが、心はとても静かでした。
その後、三宅かおりさんのチェロ伴奏で参列者の皆さんと「星めぐりの歌」を歌った時は、すこしほっとしていました。・・・で、歌詞を間違えてしまいました!賢治さん、ごめんなさい~!
秋晴れの下、大勢の参列で、きっと賢治さんよろこんでくださったことでしょう。
午後からは、ロシア国立モスクワ・スリコフ芸術大学名誉教授の村岡信明先生の講演会、『北方芸術の視座から語る「宮沢賢治創作の背景」』。美術がご専門家でいらっしゃるのですが、哲学や心理学、音楽にもお話が及び、とても興味深くお話を伺いました。賢治の作品を読みながら、頭の中に浮かんで来る風景の謎が、少し解けたような気がします。ただただ好きで読んでいる私ですが、どうして好きなのか・・・ひとつわかりました。賢治さんの言葉が連れて来る、風景が・・・好きなのです。それは、ほとんどはイーハトーブの風景なのでしょう。ああ、また行きたくなってきました(笑)。
京都は、夜になってにわか雨があり、夜気がひんやりしています。
花巻の賢治祭は・・・もうそろそろお開きの時間ですが、どうでしょうか?
いつかまた、賢治祭にも参加したいものです・・・。
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by kira_hoshi | 2009-09-21 20:51 | 宮沢賢治

もうすぐ賢治忌・・・。

今年も、21日が近づいてきました。
花巻では賢治祭ですが、関西では賢治忌です。
一時休止していた「関西宮沢賢治の会」の活動が2年前に再開し、その時からお声掛け頂いて法要に参列し、賢治さんの詩を読ませて頂いております。
何もわからず必死になって朗読した一昨年・・・。大嵐の中、法要の時だけぴたりと雨風が止んだ昨年・・・。そして今年は・・・。
先月、花巻滞在の折に林風舎に行き、賢治さんの弟・清六さんのお孫さんである宮澤和樹さんに「今年も賢治忌で朗読させて頂きます」とご挨拶してきました。そのまま、ご迷惑を考えず話し込んでしまい・・・。(ほんとに、ご迷惑!すみませんでした)
和樹さんは賢治さんについてお話する時、とても謙虚でいらっしゃいます。そして、いつも誠実に人に伝えようとしておられます。お話を聞いていると、なんだか賢治さんが生きているような気がしてきます。
今年の賢治忌は、また少し違う思いで参列できるでしょうか?
七十七回忌の法要は、比叡山延暦寺の根本中堂前で11時半から行われます。
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by kira_hoshi | 2009-09-19 23:53 | 宮沢賢治

今年もバートックギャラリーに行ってきました!

東京銀座のバートックギャラリーの「宮沢賢治展」に行ってきました。
今年も・・・ビルの谷間で迷子になりながら、たどり着きました(笑)。
友人の村上佳子さん他、イラストレーターの皆さんによる賢治展なのですが、もう4回目になるんですね。私も、毎年朗読させて頂いていてうれしいです!
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各30分ずつ2回、朗読したのですが、赤ちゃんや幼児さんのお客さんがいらしていたので、一部内容を差し替え「いちょうの実」にしました。読みながら、なんだかお母さんとこどもたちがいちょうの木と実に思えてきて・・・親子で聞いてもらえてよかったです。
バートックでの朗読は、いつもすごく緊張します。お客さんは絵の関係の方が多くて、皆さん感性が豊か。それぞれのイメージで描いた絵が、展示されているわけですから、その気迫を感じるんですよね。そんな中で朗読するとなると、本当に真剣勝負!賢治さんの言葉に必死で向き合うことになります。必死になりすぎると心に余裕がなくなって・・・だめですよね・・・。
でも、オーナーのジェインさんが「星野さんの朗読はとてもニュートラル」と言ってくださったので救われました!必死になると益々そうなるようで・・・(笑)。
聞いてくださる皆さんには、「私」という読み手ではなく、賢治さんを感じて欲しいのですから、それはうれしいほめ言葉!ただ、本当の賢治さんには未だ近づいておりません。そしてそれは、遠い遠い道のりだと思っています。
帰りの新幹線の時間が迫っていて、お礼もそこそこにバートックを後にしました。ほんとに、いつも台風の目のようで(笑)、すみません。バートックギャラリーの展示は21日までですので、皆さんぜひお出かけくださ~い!
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by kira_hoshi | 2009-09-15 23:35 | 宮沢賢治

イーハトーブの夏休み⑦

まだまだ話題は尽きませんが、そろそろイーハトーブ滞在のご報告もおしまいにしないと・・・。
それでは、最後は花巻市東和町の夕暮れを・・・!なんてすてきな夕暮れでしょう!!
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今回も東和図書館にお伺いし、おはなし会をして、地域の皆さんと選書について交流会をさせて頂きました。それ以外に、風のセミナーの小学校が2つ東和町だったので、3日ほど東和町におじゃましたことになります。特に花巻駅から晴山行きのバスで行くと、ぐるっと地平線まで田んぼ!という風景の中を走って行くので、とても気持ちよかったです。
東和図書館は2月に続いてのおじゃまだったのですが、職員さんともすっかり馴染んでしまって・・・。f0135222_21362398.jpgこども対象のおはなし会には、元気なこどもと大人がたくさんお見えで、皆さんのおかげでとても楽しい時間を過ごすことができました。地域で昔話の紙芝居を作っていらっしゃる方に紙芝居を見せて頂いて、みなさんとほっこりしたのもすてきなことでした。
そういえば、今回の滞在中に奥州市にお伺いし、小中学校の先生方や図書館関係の方とお話をさせて頂いたのですが、皆さんの熱心さに驚かされとても勉強になりました。
私など何も知らない未熟者なのですが、こうしていろいろな場所で実際に皆さんからお話を伺い、勉強させて頂いています。若い時から(?)、じっとしているより現地に行ってしまう行動型の私、出かけて行くと得るものがたくさんあって、それが自分のエネルギーになっているような気がします。f0135222_21371675.jpg
今回も、たくさんの方に出会い、すてきなお話をたくさん聞いて、イーハトーブパワーを頂きました。このパワーを、今度は私が皆さんにおすそ分けしなければ!
2月に花巻を訪れた際、旅館のおかみさんが「本のお使い」と命名してくださったのですが、(今回もおかみさんにお会いしました!)そうです!「本のお使い」活動、これからも淡々と続けていきます~!
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by kira_hoshi | 2009-09-08 21:26 | 宮沢賢治

イーハトーブの夏休み⑥

賢治記念館で朗読させて頂いたことは、とても勉強になったとともに、まだまだ未熟な自分を再確認するきっかけにもなりました。ただただ、今後も精進していきたいと思います。
そして、今回、一番勉強させて頂いたのは、花巻市の小学校で行われている「風のセミナー」でした。f0135222_0263174.jpg賢治さんの誕生日の8月27日前後に、毎年、市内の幼稚園から高校までの教育機関で、賢治さんを知り賢治さんから学ぶための「風のセミナー」が行われていると、3年前に聞いてからずっといつか見学したいと思っていたのでした。
それも、劇団らあすさん、林洋子さん、谷口秀子さん、の3セミナーにお伺いできたのです!
3日間、あちこちの小学校に、道々景色を楽しみながら伺いました。

賢治記念館副館長の牛崎さんと奥様志津子さんの劇団らあすは、初めて見せて頂きました。
「セロ弾きのゴーシュ」をお二人でゴーシュと動物を演じ分けておられたのですが、牛崎さんのゴーシュは・・・ゴーシュでした!なんだかとっても自然でした!志津子さんの動物たちは、一つひとつがかわいかったりユーモラスだったり・・・。こどもたちと一緒に大笑いしてしまいました。
賢治さんの物語が、しっかり体に入っていて、お二人とも物語そのもの・・・。動物やチェロが見え、音楽が聞こえてくるようでした。
林洋子さんは、「いちょうの実」と「よだかの星」。以前、琵琶で語る「なめとこ山の熊」を拝見したことがあって、すごい迫力に物語に引き込まれたことがあります。今回は、また全然違ってかわいいいちょうの実やよだかに涙させられたり・・・でした。
谷口秀子さんは、CDを拝聴していましたが、生で聞かせて頂いて響きのよいお声に打たれました。そして、ゆったりした花巻弁・・・。「なめとこ山の熊」を聞かせて頂いたのですが、花巻弁で聞くと、まさに熊がすぐそこにいるようなそんな気がしました。やはり、言葉の力ってすごいです!f0135222_0274595.jpg
谷口さんの風のセミナーで、私が花巻でお世話になっている方に偶然お会いし、その方のお誘いでそのまま谷口さんを囲む場に同席させて頂いたことも、幸せな体験でした。私など、何も知らなくて失礼だったのですが、同席させて頂いていると、皆さんが関わっておられた「花巻賢治子供の会」の思い出話が次から次へと・・・これこそ、賢治さんが残したもの、賢治さんが望んでいたことなのではないでしょうか。
賢治さんの作品を皆さんが楽しんでおられること、賢治さんの思いがこどもたちに伝えられていること・・・なんだか、すてきです。すてきすぎて、心がはちきれそうになりました。(笑)
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by kira_hoshi | 2009-09-07 23:54 | 宮沢賢治