カテゴリ:宮沢賢治( 88 )

イーハトーブの夏休み⑤

先週の今日、今頃私は新幹線の中でした。午後4時まで賢治記念館にいたのに、新花巻から新幹線に乗ったらあっという間に東京、そして京都・・・。イーハトーブに滞在していたのは夢だったのではないかしらと思うくらい、あっという間に京都に帰ってきました。
1週間経って、ますます夢だったのではないかと・・・賢治さんの物語によく出てくる、夢のようなお話なのではないかと思っております(笑)。f0135222_22103370.jpg
宮沢賢治記念館は、展示はもちろん、周辺の自然を含めてそっくり賢治さんの心を感じられる場所なのですが、今回は少々緊張して伺いました。だって、記念館で朗読させて頂けるなんて・・・私などがそんなことさせて頂いていいのでしょうか???これこそ夢ではないだろうか・・・。でも、夢ではなかったのです!記念館の皆さんに温かく迎えて頂き、本当にうれしかったです!
記念館の玄関を入ると正面にホールがあり、喫茶コーナーになっています。(コーヒーがとってもおいしいです)窓の向こうは木々の緑が見え、とてもすてきな場所なのですが、ここで朗読させて頂きました。お客様には緑のそよぐ風景が清々しく映ったのではないでしょうか。なんとも、賢治さんらしい場所です!
館長さんがドラえもんのネクタイで笑わせてくださったので、すっかり気持ちが和み、お昼も皆さんとご一緒させて頂いたりして、あまりにも楽しくて食べ過ぎたほどでした。(笑)f0135222_22123961.jpg
なんなのでしょう、この雰囲気は・・・。仲間とか家族とか・・・そんな温かい雰囲気が記念館スタッフの皆さんの中に流れていて、私、自分が読むことをすっかり忘れるくらい和んでしまったんです。とてもいい感じにリラックス~して始まった朗読は、今までにない気持ちよさを感じました。
普段の他の朗読と違って、余計な力が抜けて体も心もとても楽でした。なんだかわからないのですが、大いなる安心感に包まれて読んでいたんですよね・・・。
読み間違えもありましたし、とちりもしましたけど、ひたすら一生懸命朗読していました。
まだまだ賢治さんのこと知りませんし、未熟な私などが朗読させて頂いて、皆さんによろこんで頂けたかどうか・・・。それこそ、賢治さんにも感想をお聞きしたいところなのですが(笑)。
でも、私にとっては幸せな体験でした。本当に夢のような・・・。
まだまだ、一生懸命がんばらないといけません!こんな幸せなことがあったのですから、もっともっと精進しなければ・・・。
賢治記念館のみなさん、本当にお世話になりありがとうございました!
そして、お越しのみなさん、お聞き頂きありがとうございました!
[PR]
by kira_hoshi | 2009-09-06 22:07 | 宮沢賢治

イーハトーブの夏休み④

花巻市の人口は約10万人。その内の3500人が、25日夕方、花巻市総合体育館に詰め掛けました!もちろん、高校野球で岩手県チームとしては90年ぶりにベスト4となった、花巻東高校の報告会です!私、花巻に着いた途端、岩手日報を買い求め、密かにスケジュールをチェックしていたのですが、まさか、報告会に行けるなんて・・・先生、ありがとうございます(感涙)。
しかし、すごかったです。カーラジオからは「もう駐車場はいっぱい」情報が流れてきます。実際、体育館周辺は大渋滞!運良く隣の花巻東高校の駐車場に停めることができ、そこから体育館までが隣とはいえ、広い広い・・・芝生と赤松の林がずっと続いているのです。校舎もおしゃれですてきですが、これは、運動にはもってこいの環境ですし、心が大きくなりそう・・・。
f0135222_1739128.jpg

平日の夕方というのに、体育館の玄関前にはすごい人。まもなく、バスが着き佐々木監督をはじめ選手が降りてきました!みんな、館内用のスリッパを持たされているのが、後から写真を見てちょっと笑えましたが、こんなに近くで選手を見られるなんて・・・沿道は大コーフン!菊池くんはテレビカメラ3台に囲まれながらの入場で、ちょっと歩きにくそう。皆、真っ黒に日焼けして、テレビで見るより大人びて見えました。
選手入場後に体育館に入ると、もう2階席もいっぱい。すごい騒ぎになっておりました。
なんとかカメラを構える隙間を見つけましたが、ここでも選手が入ってくると皆さん大コーフン!
もちろん、私もその中の一人でした(笑)。f0135222_17393738.jpg
ベスト4、よくがんばりました!岩手県出身者ばかりのチームで、皆が皆、本当に真っ直ぐな目であきらめないでがんばりました。あのひたむきさは、本当に素晴らしかった!
報告会でお母さん方が、監督と選手代表に花束贈呈をしたのですが、その時に司会者が「お母さんたちもがんばりました。」という一言をおっしゃいました。
そうです、選手ばかりでなく周囲の方々、特にご家族の皆さんのお力は大きかった。これだけひたむきにがんばる息子達を育て上げた岩手の母!すごいです!!本当に、心からお母さん達に大きな拍手を送りました。

f0135222_17395016.jpg熱気むんむんの体育館から外に出ると、涼しい風が吹いていてもうすっかり秋の夕方です。
夕焼けが雲に映って、ほんわか綿菓子のようになっていました。
色も形もほわっとして・・・食べたらきっと幸せの味がするんだろうな~。
私は、花巻市民のふりをして(笑)報告会に立ち会えた幸せを、しみじみ感じておりました。
ちなみに、花巻滞在中、2度も花巻駅で菊池くんはじめ数人の選手と出会いました。通りすがりに何か言わなくちゃと、思わず「感動をありがとう!」と声をかけたのですが、後でとても恥ずかしくなりました・・・。(笑)
[PR]
by kira_hoshi | 2009-09-05 17:50 | 宮沢賢治

イーハトーブの夏休み③

花巻に来ればお伺いする小学校に、今回もおじゃましました!前回は2月だったので・・・半年ぶりです。またみんなに会えてうれしかったです!
校長先生は3月末に定年退職され、新しい校長先生と副校長先生にお会いしました。おいしいとうもろこしを頂きながら、(食べ物に弱いのです・・・)校長先生と和んでしまいました。
思えば、今回の旅は「風のセミナー」見学がメインだったのですが、そのセミナーの存在を教えてくださったのが前の校長先生でした。そのセミナーをぜひ見学したい!という3年越しの夢が叶って、今回訪れたのですが、さらにうれしいことに、前校長先生が一日お付き合いくださったのです!
風のセミナーはもちろん、観光まで!本当に願ってもないことで、うれしかったです!!
車中でいろいろなお話をするうちに・・・知人がつながっていることもわかり、びっくりしました。
賢治さんのご縁は、あちこちで絡み合っているようで、一度、その糸を全てほどいてよく見てみたいものです(笑)。f0135222_22265470.jpg
さてさて、お連れ頂いたのは、「楢ノ木大学士の野宿」のモデルになった葛丸川上流。舗装はしてあるものの、どんどん山の奥深いところに行くようで、心細くなってきました。(写真は谷の怖さに思わずムンクの叫びになっているところです)賢治さんは調査のため、3日間、ここを野宿しながら歩いたのだそうです。夜中に目が覚めたとき、怪しいものに囲まれているように感じたのだとか。わかります、わかります、その感じ・・・。

f0135222_22285495.jpgでも葛丸湖まで行ったら、急に景色が開けて空が大きく見えました。そこに賢治さんの歌碑があり「ほしぞらは しづにめぐるを わがこころ あやしきものにかこまれて立つ」と刻まれていました。ここで10月に、石鳥谷賢治の会が葛丸祭を行っているのだそうです。
きっと、紅葉もきれいでしょうね・・・来てみたいな!
f0135222_22293954.jpgその後は、「台川」の舞台、「釜淵の滝」!これが、天然のウォータースライダーで楽しそうです~!今は柵があるのですが、先生のこども時代はこどもの遊び場だったとか・・・。これは、大人もよろこびそうです!
先生の思い出話などもお聞きしながらの観光は、とても楽しく、おしゃべりもいつまでも続いてしまいました。そしてその後・・・花巻市民が大集合した場所にお連れ頂いたのです!それは・・・(次回をお楽しみに・・・)
[PR]
by kira_hoshi | 2009-09-04 22:34 | 宮沢賢治

イーハトーブの夏休み②

朝、7時前の京都発のぞみに乗ると、12時前には新花巻、そして午後1時前には民話のふるさと遠野に着いていました。遠野を訪れるのは3回目。カッパ淵のまぶりっと(守り人)の方のお話を聞いたり、正部家ミヤさんの語りを聞いたり・・・。考えてみると、いつも「聞く」ことが目的です。
f0135222_23494285.jpg
そういえば、遠野では見て面白いものもあるけれど、そこで地元の方からお話を聞くともっと心に残る旅になる・・・そんな気がします。今回は、遠野市役所の石田久男さんのご案内で、行政の方や語り部の方からお話を聞く機会を頂き、遠野の町が今まで以上にすてきに感じられるようになりました。
なぜなら、行政の方々は「人が財産」と言うし、観光に関わるボランティアさん達は、行政を信頼してのびのびとそれぞれの役目を楽しんでいる様子で、市民と行政の関係がとてもホットなんです。そんな町ってすてきじゃないですか!f0135222_2350778.jpg
江戸から明治時代の曲り屋を移築した「遠野ふるさと村」には、まぶりっとさんがおられるのですが、本当にその家の主人のように観光客にお茶をふるまいます。初めて来たお客さんも、心なごんで溶け込んでしまう雰囲気です。観光に来たというより、懐かしいふるさとに来たような・・・そんな気持ちになるのは風景のせいばかりでなく、温かい人がいるからなのですね。f0135222_2357075.jpg

人と言えば、「遠野物語」で有名な遠野には、語り部さんがたくさんおられます。今回お話を伺ったのは、「いろり火の会」の工藤さのみさん。駅のすぐ隣の観光協会の1室では、この会の皆さんが昔話を語ってくださいます。観光客にとっては、遠野の語りをまず味わうことができるスポットになっています。10年、語り部の活動をされてきてご苦労もあったと思いますが、活動を理解してくれる行政を信頼して続けて来たとおっしゃっていました。やはり・・・ホットです!
遠野では今、「語り部」1000人プロジェクトが進んでいます。昔話だけでなく、食や郷土芸能、生業など他の分野の「語り部」を育成してまちなかの賑わいを目指すものだそうです。「人」が遠野の大切な資源なのだそうです。
そして来年は、遠野物語百周年。石田さんの部署も「遠野物語」100周年プロジェクト推進室で、それについてもお話をお聞きしました。すでにいろいろな行事が始まっていて、その中には、小学生や市民の皆さんによる「遠野物語」を題材にした催しもあり、市民が主役という感じで、なんだか、とても楽しそうです。また遠野にも行きたいです~!ザシキワラシやカッパもいいのですが、今回お話をお聞きした皆さんにまたお会いしに・・・。
[PR]
by kira_hoshi | 2009-09-03 23:53 | 宮沢賢治

イーハトーブの夏休み①

f0135222_0393439.jpgお待たせしました~!
イーハトーブの旅日記です。先週一週間、私はイーハトーブの住人になっておりました。
滞在先は・・・大沢温泉自炊部!朝晩、温泉につかり(ちょっとつるつるになったような???)一人でぼ~っとして、いい時間を過ごしてきました。f0135222_0395578.jpg
賢治さんもよくやってきた大沢温泉は(子ども時代の写真があります)、谷間の静かな温泉です。「なめとこ山の熊」のお話が生まれた場所で、川の上流に行くに従って、人を寄せ付けないような雰囲気になっていくんですよね。美しくて厳しい、自然があります。f0135222_0402420.jpg
宿泊するのは今回3回目ですが、実は20年ほど前に日帰り入浴だけしたことがあります。それも、真昼間の混浴!!(きゃ~!)女の子数人とおじいさん1人だったのですが・・・今、思えば入っておいてよかった。生まれて初めて花巻に来て、賢治祭に参加したときのことなので、とても思い出深いです。
お湯もいくつかあって、湯治場の雰囲気がムンムン・・・。隣近所の声はよく聞こえますし(笑)、廊下を歩くと床がきしんだり、ゆれたり(笑)するのですが、私、なんだか学生の下宿のようで好きなんです。今回5連泊していたので、我が家のように(我が家以上に・笑)ゆっくりさせて頂きました。
f0135222_0404515.jpg実は、京都ではあまりにも忙しくてじっくり声を出す暇がなかったのですが、自炊部の卓球場では秘密の特訓(笑)をすることができました。ここ、とっても声がよく響いて気持ちいいのです。卓球をするでもなく、卓球場にこもる私・・・どう考えても怪しい人物なのですが、大沢温泉の皆さんは何も聞かずにほうっておいてくれました。ありがたかったです。
朝晩温泉に入り、気持ちよく声を出し、ご飯を食べてよく眠り・・・パソコン見ないし、テレビも見る気がしなくて、時間がゆったりしていました。ああ、また行きたいです~!
[PR]
by kira_hoshi | 2009-09-02 23:56 | 宮沢賢治

賢治とおりがみ

8日土曜日の「宮沢賢治★ことばとおりがみの出会い」でコラボする折紙創作家の青柳祥子さんとは、共通の知人の紹介で知り合いました。(お見合いみたい・笑)
初めてお会いした時に、折紙作品をたくさん持ってきてくださり、折り方を教わりました。
でも、制作が苦手な私・・・紙を見たまま頭が働かないのです・・・。でも祥子さんの説明はとてもよくわかって、なんだか自分が急にできるようになった気がしました。(笑)
その時思ったのですが、折紙って図面を見ながら一人で折るよりも、人に教わり一緒に考えながらふれあいながらすると楽しいのですね。コミュニケーションするのが、楽しいんです!
海外で日本文化を折紙で伝える活動をしてきた青柳さんは、ワークショップがとてもお得意なんですよ!
手だけでなく、頭と体を使うらしく(?)、私も今から楽しみです。・・・というか、私、朗読がんばります!(朗読を聴いて皆さんが作ることになるのですから・・・)
青柳さんは、賢治の花壇設計図からイメージを得て制作した作品で、去年長野耕平賞をとられました。(絵になったものをここでご紹介しておきますね)私も当日はいっぱい刺激を受けて、「どんぐりと山猫」を読みたいと思いま~す!
f0135222_20102413.jpg


おはなし会の後のおりがみワークショップは、定員20人ですので、事前にお申し込みくださいね!また、お話を聴いて作品を制作するので、おはなし会からの参加をお願いします。
[PR]
by kira_hoshi | 2009-08-03 20:14 | 宮沢賢治

国際児童青少年演劇フェスティバル大阪 賢治フォーラム

昨日、国際児童青少年演劇フェスティバル大阪に行ってきました!f0135222_11214629.jpg
今年3年目というこの催し、8月2日まで国内外の劇団による公演やワークショップ、シンポジウムなど盛りだくさん。こんなフェスティバルがあるなんて、知りませんでした!
昨日は、大阪市立旭図書館で「賢治フォーラム」が行われ、花巻から宮沢賢治記念館の牛崎敏哉さんがお見えでした。童話作家で賢治作品のお料理の研究をしておられる中野由貴さんと私も、賢治さんとのかかわりなどお話させて頂きました。中野さんとは初めてお会いしたのですが、なんだか初めてのような気がしなくて・・・またまた賢治さんのご縁です。
牛崎さんの花巻の写真とお話も、そして方言で語ってくださった「鹿踊のはじまり」もとても引き込まれ、大阪にいながら花巻にいるようでした。よかったです・・・。
私もとても勉強になりました。読んでいると、つい自分が賢治さんを知っているような気になるのですが、やはり私はちっとも知りません。私の言葉で賢治さんはこうと決めつけることは、してはいけないなあ・・・と思いました。これからも作品を読みながら、その時々の賢治さんに出会い続けたいと思います。
午前中、こどもたちのダンスワークショップ「賢治を踊ろう」を見ました。こどもたちが自由に体を使って「雨ニモマケズ」を生き生きと表現していて、見ていて楽しかったです。
そして、夕方からカナダと日本の共同制作「TRAIN」を見ました。これがびっくりしたのは、カナダのケベックの俳優さんたちで・・・!昔、ケベックに1年ほど住んでいたことがあったので、なんだか不思議なご縁を感じました。日本語とちょっとフランス語が出てきて、映像や太鼓やハープの生演奏、人形や影絵という独特の手法で賢治の世界を表現していて、幻想的な不思議な雰囲気。
私は、個人的にケベックとの思い出が重なり、なんだか走馬灯が回っているような時間を過ごしていました。現実の世界には・・・なかなか戻れないかも。

国際児童青少年演劇フェスティバルは来月2日まで行われています。
まだまだたくさんのお芝居があります。夏休みの一日、ぜひいかがですか?
[PR]
by kira_hoshi | 2009-07-30 11:25 | 宮沢賢治

去年の今ごろは・・・

f0135222_20461822.jpg去年の今ごろは、ハヤチネウスユキソウを見に早池峰山に登っていたのでした。ぶよに顔を刺されて大変なことになりましたが、登ってきてよかったです・・・。
お天気や山仲間や、いろいろな条件が毎年合うとは限りませんし、去年はちょうどぴたっといろいろなことが合ったのでした。そして今年の夏も花巻に行きます!楽しい計画をたてているところなのですが、その前に、大阪で賢治フォーラムが!!
それも、こどもたちのための国際的な演劇フェスティバルの一環で行われるんです。(すごい~!)
花巻の宮沢賢治記念館の副館長・牛崎敏哉さんが、フォーラムのために大阪に来られます。
私、ちょびっとお手伝いをすることになりました。と言っても、私、不勉強なのでお役に立てるかどうか・・・。でも、それはさておいて(笑)、賢治作品のお料理を研究しておられる中野由貴さんもいらっしゃるので、お会いできるのが楽しみです。
このフェスティバル、賢治に関しては、ダンスや音楽で表現するものもありますし、これから海外で公演が行われる「TRAIN」という作品もあり・・・興味深々です。
すでに始まっていて来月2日までいろいろな催しが盛りだくさん!特に、賢治フォーラムの日は、他にも賢治関連がいろいろあります。とにかく私、行ってきま~す!みなさんもぜひお越しください!

国際児童青少年演劇フェスティバル大阪2009
「賢治フォーラム」日時:7月29日(水)午後3時半~5時
会場:大阪市立旭図書館
同じ日にお隣の大阪市立旭区民センターで「賢治を踊ろう」、「TRAIN」も開催されます。
[PR]
by kira_hoshi | 2009-07-27 21:05 | 宮沢賢治

宮沢賢治の時間 二回目


今年の6年生はどんなかな。毎年のことですが、1学期の間はまだ全然つかめません。
つかめないなりに、今回は「気のいい火山弾」を読んでみました。
中に出てくる詩を、一緒に楽しめれば・・・と思って。
賢治の物語の中に出てくる詩は、擬音がとってもおもしろいです。
「気のいい火山弾」のべゴ石の詩も、

 ”お空。お空。お空のちちは、
  つめたい雨の ザァザザザ、
  かしはのしづく トンテントン、
  まっしろきりのポッシャントン
  お空。お空。お空のひかり、
  おてんとさまは、カンカンカン、
  月のあかりは、ツンツンツン、
  ほしのひかりの、ピッカリコ。”

擬音がとっても魅力的。声に出して読むともっと楽しいです。
6年生にもなると、もう擬音の世界に興味がないようなふりをしていますけど、声に出してみることがミソ。音で聞いた時、きっと頭の中に何かが浮かんでくるはず・・・。
今日は、みんなの顔を見ながら、そんなことを考えていました。
[PR]
by kira_hoshi | 2009-06-28 00:20 | 宮沢賢治

賢治さんのご縁

賢治さんを読んでいると、本当に不思議なことがあります。
まるで何かに導かれるように、人との出会いがあるのです。
それはやはり・・・賢治さんがどこかで糸を引いているのではないかと(笑)。
先日も、不思議なご縁で、ある方にお会いできました。それも、いくつかのご縁がつながって行ってついに対面できたことを思うと、本当に不思議です。
この方のサイト「宮澤賢治の詩の世界(mental sketches hyperlinked)」は、私も時々拝見しておりました。とても詳しく研究されているので、何かわからないことがあると頼りにしていました。でも、まさかお会いできるなんて思ってもみませんでした。本当にびっくりです!
賢治さんをきっかけに、こんなすてきな出会いが私に訪れます。それは、この世ではなく賢治さんの世界に心を預けた時のような気がします。ちょっとかっこつけすぎ(笑)かもしれませんけど。f0135222_17123096.jpg
20年ほど前の賢治祭で、花巻市の羅須地人協会跡に建つ「雨ニモマケズ」詩碑前で、たくさんの人々が賢治さんを偲んで朗読しているのを聴きました。思えばそれが「賢治ワールド」を知った初めのきっかけなのですが、しかし、読めば読むほど、知れば知るほど、ますます謎や新しい世界に出会い、不思議なご縁で人とつながって行きます。

「賢治ワールド」どこに出口があるのでしょう?
いやいや、いつまでも迷っていたい気もします・・・。
[PR]
by kira_hoshi | 2009-06-10 17:17 | 宮沢賢治