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絵で読む 宮沢賢治展

神奈川県平塚市美術館で開催中の「絵で読む 宮沢賢治展」に行ってきました。
この展覧会は、来年にかけて全国各地を回るのですが、中でも賢治さんが「雨ニモマケズ」を書き残した手帳(原本の展示は期間限定)は、ぜひ見てみたいものでした。賢治さんが亡くなってから見つかった手帳なのですが、ページいっぱい大きめの字で書かれたこの詩は、賢治さん自身、何度も繰り返し読んで心が穏やかになったのかもしれません。
また、絵本の原画がたくさん展示されていて、たくさんの作家の個性を楽しむことができました。
私自身、絵の展示の前で賢治作品を読む、という経験もしながら、絵から感じるイメージはとても大切にしています。それを声に出すとなると・・・難しいのですけれど(笑)。
とにかく、絵が発するエネルギーをいっぱい吸収しました!
平塚市美術館の「絵で読む 宮沢賢治展」は11月4日まで。なお、向かいの博物館のプラネタリウムでは、全天周デジタル映像「銀河鉄道の夜」を上映(土日祝日のみ)しています。
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by kira_hoshi | 2007-09-29 22:30 | 宮沢賢治

母校のこどもたち

今週は、00年前(?)に通っていた出身高校と小学校を訪れる機会があり、とても懐かしかったです・・・。
私のふるさとは、神奈川県藤沢市。湘南海岸と江ノ島、遠くに富士山が見える場所です。
出身小学校は海に近く、担任の先生はお天気が良い日は授業を中断して、海岸に連れて行ってくれました。とてものびのびとした校風で、楽しかった思い出がたくさんあります。
そんな母校で、こどもたちと絵本を楽しみました。みんなとっても本が好きで、反応も豊かで、盛り上がりました!初めて会うこどもたちなのに、なんというか・・・波長が合う、リズムが合うのは、お互い海の近くで育っているからでしょうか。読みながらこどもたちとの間に阿吽の呼吸を感じてしまいました。(笑)  
また、「ニュース番組を作る」を国語と社会の授業で勉強している5年生からは、アナウンサーの仕事について質問責めに合いました。(笑)真剣な目の子が何人もいて、「将来、マスコミの仕事をする子がいるかも・・・」と思うと、私自身、夢いっぱいになりました。
高校を訪れるのも久し振り・・・3年前の創立30周年記念式典以来でしょうか。このごろは、生徒の親が私と同世代になってきた、と聞きびっくり。もう、そんなに時が経ってしまったのかしら???校長先生と話し込み、放送部のみんなと雑談して、帰り道に振り返った校舎の雰囲気は昔のまま・・・。自分が通っていたのが、つい昨日のことのような気もするのですが実は・・・ま、昨日のことにしておこうっと。
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by kira_hoshi | 2007-09-28 21:42 | こどもたち

比叡山の賢治歌碑

比叡山延暦寺で行われた、宮沢賢治七十五回忌の法要に参列して参りました。
しばらく心も体も忙しく落ち着きのない日々を送っていたので、詩の朗読が失敗せずにできるだろうかと心配でしたが、なんとか無事に終了しほっとしました。
それにしても、根本中堂の入り口右後方に賢治さんの歌碑があるなんて・・・この歌碑は、今から50年ほど前に建てられたものだそうです。
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若き賢治が父と宗教上対立していた頃、比叡山を旅し根本中堂を目の前にして詠んだ和歌で、

「根本中堂 ねがはくは 妙法如来 正偏知 大師のみ旨 成らしめたまへ」

<どうかみ仏の素晴らしいお知恵によって、伝教大師が日本に天台の教えをひろめられ
国の平和を守りたいと祈られたみ心にあうよう、どうかみ仏の加護をいただきたい>


この歌碑の前でお経が唱えられ、参列者は献花、献香をしました。
声明が響き散華が舞う法要で、賢治さんはとても喜んでいるのではないでしょうか。
そんな場で、「雨ニモマケズ」を朗読させて頂くという大役を仰せつかり、私はすっかり緊張!
この雰囲気をこわしてはいけない・・・とそればかり考えていました。
無事終わった時は、一気に体の力が抜けました。(笑)きっと賢治さん、笑っていたでしょうね。
法要の後、琵琶湖を臨む会館でお食事をしその後講演会に参加し、賢治さんのことを想った一日でした。主催団体の関西宮沢賢治の会や、その他岩手県の会の皆さんがたくさんお集まりで、賢治さんのエピソードをお聞きしながら夢のように時間が過ぎてしまいました。
またまた、賢治さんのご縁ですてきな方々とお知り合いになりました。
ほんとうに不思議です。賢治さんのご縁は・・・。
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by kira_hoshi | 2007-09-22 16:55 | 宮沢賢治

朗読はライフワーク

「朗読ってすてきなお仕事ね」と言ってくださる方が多い。
でも・・・仕事ではないんです。朗読は私にとってライフワークなんです!
曲がりなりにも「声を出す」ことを仕事にしているので、その境目が難しいのだけど。
仕事はなくなることがあるがライフワークは一生続くもの、と私は思っている。そして何よりも、ライフワークは誰に頼まれたのでもなく、自分の意思で自分がやりたくてやること。
そんなものにめぐり合えたことは、とても幸せなことかもしれない。そして、それができる環境にいること、応援してくださる方々がいることに感謝しなければ・・・。
しかし、この頃走りっぱなし。少しスピードをゆるめないと息が切れそう。
仕事はもちろんライフワークにも穴を開けられない、と思うと気が張り詰めてしまう。
でも同時に、仕事とライフワークが私の生きがいなので、走っている間が幸せだったりする。
これはもう・・・どうしようもない。(笑)
ゴールはどこにあるのやら・・・がんばって走り続けようっと!
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by kira_hoshi | 2007-09-14 21:37 | 本を読む

賢治祭

来週の金曜日、21日は宮沢賢治の命日。賢治さんのふるさと花巻では賢治祭が行われます。
もうずいぶん昔、初めて花巻を訪れた時、この賢治祭に出会いました。「雨ニモマケズ」の詩碑前では、夜を徹して詩の朗読が続き、賢治記念館の庭ではコンサートや芝居、鹿踊り・・・とてもすてきな時間を過ごしたことを覚えています。それからご縁があって、今はすっかり賢治さんの作品とそのふるさとイーハトーブにひかれ、あちこちで読んでいるうちに京都岩手県人会のみなさんと出会い・・・さらなるご縁で関西宮沢賢治の会にも出会うことができました。
そして、21日、京都の比叡山延暦寺で行われる宮沢賢治七十五回忌の法要で、私、「雨二モマケズ」を朗読させて頂きます。大役に声が震えそう・・・。
賢治さんに笑われないよう、ちゃんと読まなければ・・・。
法要には、この日延暦寺に入山の方で賢治を偲ぶお気持ちのある方はどなたでも参列できます。

     宮沢賢治七十五回忌
     比叡山延暦寺 根本中堂 宮沢賢治歌碑前にて
     受付午前11時~   読経開始11時半
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by kira_hoshi | 2007-09-12 21:10 | 宮沢賢治

ザシキワラシ、オシラサマ、カッパといえば・・・

「朗読お茶会」VOL.31 ~昔話の世界~ のお知らせです!
先日、民話の里・遠野に行って語り部のお話を聴いてきました。
昔、囲炉裏端で大人がこどもに語って聞かせた民話や伝説・・・。
これこそ、「読み聞かせ」の原点ですよね。
面白い話、悲しい話、怖い話・・・民話はいろいろなことを教えてくれます。
そんな昔話の世界を、みなさんと味わいたいと思っています。
お茶の用意をしてお待ちしています。

■「朗読お茶会」VOL.31 ~昔話の世界~
 日時:10月14日(日)1時~2時 親子の時間 「やまなしもぎ」他 絵本を読みます
               2時~3時 大人の時間 「ザシキワラシ」「オシラサマ」他、
                                             遠野の民話
 
 会場:四条京町家 料金:大人(中学生以上)500円 小学生以下無料
     予約不要、当日直接お越しください。
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by kira_hoshi | 2007-09-11 22:34 | 朗読のお知らせ

四条京町家「朗読お茶会」3周年!

f0135222_2242521.jpg今回、四条京町家「朗読お茶会」は3周年を迎えました。今日は、想像以上にたくさんのみなさんにお越し頂き、うれしいやらびっくりするやら・・・本当にありがとうございました!
これまでの30回、汗だくになる夏も、こごえて声がふるえる冬も、町家の季節の風情を体感しながら読んできました。(お客さまにはお付き合い頂いてごめんなさい)
プログラムが決まらなかったり、練習ができていなかったり・・・本当に未熟なことばかりで、30回も続けられたことが夢のようです。ここまで来れたのは、楽しみに来てくださるお客さまと人を優しく包み込んでくれる町家と町家スタッフのみなさんのおかげ。心よりお礼申し上げます。
これからも、「暑さ・寒さの厳しい時はお休みしながら月一回」を目標に、読み続けることができれば幸せです。みなさん、どうかこれからもよろしくお願いいたします。
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by kira_hoshi | 2007-09-09 22:40 | 朗読のご報告

気分一新

この夏は、猛暑と競うかのようにあちこちで読み続け、果てました(笑)。
でも、イーハトーブに行って心身ともに回復!気分を新たに、またまた読みます!
明日7日は、歌・バイオリン・ピアノのクラシック音楽の中でちょこっと朗読します。
“愛”を詩う をテーマに、詩や百人一首など読みます。クラシックの舞台で、百人一首って珍しいですよね。でも、なんだかこれがとってもいいのです。私も楽しみです!

■Musica Fiorita vol.2 ~音楽の花束~
 日時:9月7日(金) 午後7時開演
 会場:京都府立府民ホール・アルティ 
 料金:2500円 全席自由


そして、四条京町家「朗読お茶会」30回目です!
先月は、静岡にも出張してきました。いつもの町家の雰囲気を求めて、公民館の和室をお借りしたのですが、和室でこんなことするのって珍しかったみたい?私はすっかりいつもの気持ちで落ち着けたのですけど(笑)。さあ、京都の「朗読お茶会」は4年目に入ります。
今月は賢治がテーマですよ~!

■四条京町家「朗読お茶会」VOL.30 ~賢治を聴く~
 日時:9月9日(日) 午後1時~2時 親子の時間 「注文の多い料理店」他絵本。
                                 赤ちゃん絵本も読みます
              午後2時~3時 大人の時間 「虔十公園林」他。
                                 賢治の詩なども読みます
 会場:四条京町家(京都市伝統産業振興館)
 料金:大人500円 小学生以下無料  お茶の用意をしてお待ちしています
 イーハトーブの旅で賢治の世界に浸ってきました。みなさんにもイーハトーブの風をお分けし ま~す!
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by kira_hoshi | 2007-09-06 16:22 | 朗読のお知らせ

イーハトーブへの旅

f0135222_10482989.jpg一泊二日でイーハトーブ(岩手を賢治はこう呼びました)へ行ってきました!
それも、民話の里・遠野ともちろん賢治さんのふるさと花巻。宿泊は、賢治さんがよく通ったという大沢温泉です!
3年前に遠野に行った時、まぶりっとの方が「一度来た人はまたやってくるんだ」と言っていましたが、その通り!また来てしまいました。遠野では田園風景に心なごみ、語り部のお話に耳をかたむけ、花巻ではいつものように賢治記念館などを訪ねて賢治の世界に浸りました。「なめとこ山の熊」の舞台でもある大沢温泉は、豊沢川の流れる谷にあり、昔ながらの湯治場の風情がとてもよかったです。混浴以外の温泉は全部入りましたが、実は、混浴の「大沢の湯」に、ずっと昔に初めて花巻を訪れた時、若気のいたり(?)で入っていたことを思い出しました。(勇気のある時に入っておいてよかった)
温泉に入って、おいしいものを食べて、いい空気を吸って・・・心も体もすっかり元気になりました。f0135222_1049303.jpg
そして今回は、花巻の林風舎を訪れることもできました。
もう1年ほど前から、私の朗読CDをお店に置いて頂いているのに、なかなか訪れる機会がなかったのですが、やっとご挨拶することができました。賢治グッズ中心のお店も2階の喫茶もとても雰囲気がすてきで時を忘れてゆっくりしてしまいました。賢治の弟、清六さんのお孫さんである和樹さんともお話ができて大感激!すっかり賢治ワールドに入りこんでしまいました。
9月の朗読お茶会は「賢治を聴く」がテーマ。この旅で、心の準備はできたかな?
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by kira_hoshi | 2007-09-01 18:09 | 宮沢賢治