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クリスマスの朗読会

今年は、「朗読お茶会」で朗読納めとなりました。
25日、寒波で冷え込むクリスマスの日にもかかわらず、お越し頂いた皆さん、本当にありがとうございます。
以前は、絵本の読み語りの時間もあった「朗読お茶会」なのですが、2年ほど前からは「朗読」のみとさせて頂いておりました。そうなってから初めて!・・・こどもたちのお客さんが来てくれました~!ちょうど絵のきれいな本だったので、こどもたちには特等席(逆に緊張してしまったかも・・・)を用意し、絵を見ながら聞いてもらいました。
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私はと言えば、小さなお客さんがそばにいるのがうれしくて(笑)、とても幸せな気持ちで読んでおりました。そして、今回のストーリー1冊目「しあわせなモミの木」(シャーロット・ゾロトウ/文ルース・ロビンス/絵みらいなな/訳)は、とても幸せなおはなしだったのです。
読めば読むほど深くて・・・ささやかな当たり前のことをすること、し続けることが、周りを幸せにするんだなあと思いました。
そして、お楽しみのお茶は、クリスマスバージョンで「抹茶ミルク」でした!(写真撮り忘れた・・・)
抹茶とミルクをブレンドした色がとてもやわらかい緑で、読んだばかりの「しあわせなモミの木」の雪の積もったモミの木を思い出しました。甘みを加えなくても、ほんのり甘く、抹茶の香りもして・・・とても幸せな気分になりました。
この抹茶の銘は、「高砂」。能の演目でも有名な平安時代の夫婦の愛の物語・・・。
実は、2冊目「世界で一番の贈り物」が夫婦の愛の物語なので、それに合わせた小嶋さんのコラボでした!小嶋さんのお茶とのすてきなコラボは、いつも心がほっとほぐれて温かい気持ちになります。
「世界で一番の贈り物」(マイケル・モーパーゴ作/佐藤見果夢/訳)は、第一次世界大戦の英独両軍のクリスマス休戦が題材になったお話。こちらも、心温まるすてきなストーリです。冷え込む日でしたが、皆さんと一緒に、心にぽっと温かい火が灯ったような時間を過ごすことができました。

「朗読お茶会」、次回vol58は・・・来年の新茶の頃に開催予定です。
なお、今年vol55から「本のお使い活動」と名付けて、「朗読お茶会」に頂く会費をこどもたちに本を贈る活動に役立てたいと思ってきました。これについてはいずれまた、ご報告いたします。
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by kira_hoshi | 2011-12-27 13:20 | 朗読のご報告

四条京町家「朗読お茶会」

クリスマスや紅白歌合戦や・・・巷ではもうすっかり年末の話題です。
ここで、やっと私も遅ればせながら12月の話題に突入・・・して、いきなりですが、「朗読お茶会」のご案内です。
マイペースで続けながら8年目になる「朗読お茶会」。会場は純和風の京町家ですが、毎年12月はクリスマスがテーマになることが多いです。今年も、クリスマスのストーリーを2つ読みます。そして、小嶋あかねさんのお茶も、クリスマスバージョンになる予定。(お楽しみに~!)
今年のクリスマスは寒波がやってくるようですが、クリスマスストーリーとおいしいお茶で、心から温まりましょう!私も、皆さんと一緒に物語を楽しみながら、ホットな気持ちになりたいです。年末の慌ただしい頃とは思いますが、そんな時こそ、ほっこりしにいらしてください~!

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四条京町家「朗読お茶会」Vol57~クリスマスストーリーを楽しもう~
日時:12月25日(日) 14時~15時
会場:四条京町家(下京区四条通西洞院東入)
会費:800円(高校生以下無料)
プログラム:「世界で一番の贈り物」
(マイケル・モーパーゴ作/佐藤見果夢/訳)他
朗読:星野祐美子
お茶の協力:小嶋あかね(宇治香園)
定員20名。メールにてメザミにお申し込みください。
mes_amis_mail★ybb.ne.jp(★を@に変更してください)
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by kira_hoshi | 2011-12-21 13:04 | 朗読のお知らせ

宮沢賢治の時間 3回目

今年のことは今年のうちに・・・と言いつつ、まだ11月の話です。(すみません、なんとかがんばります・・・)

同じ小学校の6年生のところに年5回おじゃましている「宮沢賢治の時間」、先月行ってきました。
久しぶりに会った6年生は、ちょっと大きくなっていました。
毎年この時期、ぐっと成長するように思います。そして、自分が小さくなったような・・・(笑)
そんな6年生を相手に、まず「星めぐりの歌」を一緒に歌い、「双子の星」の後半を読みました。皆にとっては、星が話をしたり動いたりするのが面白かったのだそうです。賢治さんの物語は、動植物が主人公であるものが多いですね。それどころか、石や森やざしきぼっこもありなのですからすごいです!6年生に紹介できるのは、ほんのちょびっとの賢治さんなので、いつか大人になった時にもっともっとたくさんの賢治さんに出合って欲しい・・・と思いながら、毎回読んでいます。

3年生にも会いました。1年の時も2年の時も、浦島の話をしてよろこんでくれたこどもたちです。そこで、しつこく今回も(笑)浦島を・・・。先月、伊根町で行われた国民文化祭「民話の祭典」で、本庄小学校のこどもたちが田島征彦さんと作った絵本「とこよのくにのうらしまさん」を見てもらいました。この絵本は、最後、うらしまさんはおじいさんにならないのです。それどころか、玉手箱からすてきなものが出てきます。(ひ・み・つ!)
3年生のみんなも、ラストシーンによろこんでいました。とても盛り上がって、楽しかったです~!
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by kira_hoshi | 2011-12-14 22:23 | 宮沢賢治

坂上田村麻呂に会いました!

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花巻の石鳥谷町で育った大きなりんごを頂きました!甘い香りに、石鳥谷の風景を思い出しました。
おいしいりんごを食べて、涸渇しているイーハトーブパワーも復活です~!(笑)

f0135222_1762242.jpgさて少し前に水沢の話をしましたが、水沢といえばアテルイ。
征夷大将軍・坂上田村麻呂が戦った蝦夷の大将です。
実は、田村麻呂が開いた京都の清水寺には「アテルイ・モレの碑」があります。田村麻呂がアテルイの戦いぶりに敬意を表し、朝廷に助命嘆願をしたというエピソードから建てられた碑です。(モレは副将)

毎年11月に清水寺で行われている法要に、今年はアテルイさんと田村麻呂さんが見えたとか???と聞いたのですが・・・実は、秋田県に本拠を置く「わらび座」のミュージカル「アテルイー北の燿星―」が全国で行われているので、俳優さんたちが清水寺の法要に参加されたのでした。(笑)

わらび座さんといえば、以前の京都公演でご縁があり、そのつながりで、田村麻呂役の宮本昌明さんにお会いする機会がありました~!(田村麻呂は、すてきなイケメンでした!)
四条界隈をぶらぶらしながら、京都市の文化芸術の拠点「京都芸術センター」をご案内し、ちょうど開催中だった文化庁メディア芸術祭京都展「パラレルワールド京都」を見学。舞台芸術に通じる世界を、二人してしばし真剣に見入りました。宮本さんは、「京都はすごいですね~!」とおっしゃってくださいましたが、わらび座さんの、自然豊かな地で芸術体験しながら過ごせる「たざわこ芸術村」こそ、すてきじゃないですか!

今、「アテルイー北の燿星―」は、「東日本大震災復興支援公演」として各地で公演されています。東北出身の俳優さんも多いので、被災地に対する思いは本当に強い!俳優さんたちは避難所を訪れて支援公演し、「元気を届けにきた側が逆に励まされる」という体験をしながら「復興に向けての希望を湧き立たせる舞台を届けたい」・・・と決意を新たにしておられるそうです。来年2月18日には、京都市の京都会館で行われます!ぜひ京都の皆さん、俳優さんたちの熱い思いを見にいらしてください!
また、わらび座の本拠地「わらび劇場」には、被災地のこどもたちを迎え入れ、観劇やワークショップを楽しんでもらっているとか。文化を通じた心ふれあう温かい交流が、きっとこどもたちを元気にしてくれるのだと思います。

震災後、様々な文化が人の心を元気づけることを知りました。やはり、文化は人の心の灯火なのだと思います。そして、たとえ小さな火でも、ともし続けることが大切なこと・・・。
私にも、何かできるでしょうか。震災から9カ月・・・いつも考えています。
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by kira_hoshi | 2011-12-11 17:13 | 希望郷いわて

秋の岩手の旅③

水沢には、国立天文台もあります。賢治さんの「土神ときつね」や「風野又三郎」にも出てくる、日本で最も古い天文台。今回は行けませんでしたが、水沢の澄んだ夜空に星がきらめいているのを見て、とてもロマンチックな気分になりました。水沢って武家の渋いイメージと星の甘いイメージの両方があります!

京都への帰り道、世界文化遺産の平泉に立ち寄りました。
震災があった今年、平泉が登録されたことは、本当に感慨深いです。平泉は浄土の思想でつくられた国・・・。
それに2年前には登録果たせず、岩手県はずっと今年の登録を目指してがんばっていたのです。
(写真は毛越寺(もうつうじ)
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駅も駅前も道路もおみやげ屋さんなども、ちょっとフレッシュな感じでした。でもぼちぼち歩いてみると、稲刈りが終わったばかりの田んぼに稲ワラが乾され、のどかな風景が広がっています。そして観自在王院跡が、またまたのどか・・・。ただっぴろい風景があちこちにあってよかったです。
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歩いたり巡回バスを利用したりしながら、中尊寺に到着。金色堂を目指して、急な坂を登ります。この時は、まだ紅葉も始まっていませんでしたが、今はもう冬将軍が来ているでしょうね。

坂を登って登って・・・なかなか金色堂にたどりつけません。f0135222_2315888.jpgやっと着いた覆堂の中の金色堂は、観光客でいっぱいでした。藤原氏の時代から唯一残っている建物だというのですから、本当に貴重です。まばゆいその姿をガラスの向こうに見ながら、浄土はどんなところなのだろうと思いを馳せました。

平泉は、たくさんの観光客でにぎわっていました。人が集まるにぎわいは、人や町を元気づけると思います。内陸から沿岸に、こういうにぎわいの元気を送れればいいですね。
ゆっくりと少しずつ、ずっと・・・。

私のこの旅は、10月初めのこと。2か月経って、今はもう冬です。
季節はちゃんと進んでいるのに、人のすることはなかなか思うようになりません。でも、とにかく、少しずつ少しずつでも、前に進むことが大切なことなのですね。そしていつも忘れないこと・・・。
今回、水沢の皆さんといろいろなことをお話しました。そして感じたことを心にしまって、私もちょっとずつ、変わらずできることをしていければと思います。
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by kira_hoshi | 2011-12-03 23:21 | 希望郷いわて

秋の岩手の旅②

さて、奥州市水沢といえば城下町。今も武家屋敷の家並みが残る町です。
町を散策してみると、そこここに立派なお屋敷があって、石畳をひいた通りも整備されていました。
こちらは資料館として見学できる武家屋敷「内田家」。
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台所の囲炉裏には火がくべられ、人が住んでいるような温もりを感じます。
きれいに手入れされた庭も、武家らしくきりっとした雰囲気。
普段目にする京都の町家とは、また一味違っておりました。

そしてここ水沢は、三偉人の出た地です。
その三偉人とは・・・幕末の蘭学者、高野長英。2・26事件の凶弾に倒れた、斎藤實。先見の政治家、後藤新平。
歴史の授業で勉強したはずですが・・・???・・・な私、三つの記念館をめぐって勉強してきました。

高野長英は、幕府の異国船打払令を批判し投獄されながらも、日本の夜明けに生涯を捧げました。
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斎藤實。
世界恐慌の混乱の中、内閣総理大臣を務め「自力更生」をモットーに力を尽くしました。英語に秀でていた春子夫人との「夫人外交」も有名で、春子夫人のドレスなどの展示もありました。
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後藤新平。
関東大震災の後、世界で初めて区画整理による都市計画を推し進めました。その自治三訣「人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そしてむくいをもとめぬよう」は、心に残る言葉でした。
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そしてこの三偉人、親戚つながりがあるそうなんです。そのせいか(とうわけではないでしょうけど・笑)、学芸員さんが説明しながら他の記念館を勧めてくださったりして・・・なんだかスタンプラリーのように楽しくめぐっておりました。そして、この偉人たちが今この時代にいてくれたら・・・と考えたりしました。でもヒーローを待つのではなく、私たちが先人の教えや行動に学ばねばならないのですね。そして、自分にできることをしなければいけないのですね。三館を回り終える頃には、そんなふうに思うようになっていました。
それにしても、水沢の、いえ水沢だけでなく岩手の皆さんの先人を思う気持ちには、いつも感心します。
この三偉人の生家や住居などがきちんと保存され、見学施設や記念館になっていたり、住んでいた通りは「偉人通り」と名付けられていたり、本当に大切にされているのです。後藤新平の家などもこんなふう・・・。
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お母さんにお仕置きされた「しばられの小屋」も・・・。
f0135222_0372342.jpg偉人の子供時代はかなりやんちゃだったようです。(笑)
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by kira_hoshi | 2011-12-02 00:40 | 希望郷いわて