<   2013年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧

南吉のふるさとを訪ねて その2

新美南吉記念館は、「ごん狐」のおはなしの中山に建てられています。
f0135222_21322892.jpg

f0135222_21332279.jpgガイドさんに案内して頂きながら、「ごん狐」の草稿には若衆蔵という昔あった蔵が出てきたりラストが少し違うということを聞いたので、ますます関心が深まって記念館までやってきました。が、まず地元の方々が作った竹のごんに迎えられてびっくり!

そして、でんでんむしのような記念館…。どこから入るの~?
f0135222_21333729.jpg

館内の通路もでんでんむしの通り道のような(私的な感想ですが…)雰囲気になっていて、とてもわくわくしました。そんな童話の世界を夢とすれば、現実の南吉の人生は知れば知るほど重く感じました。病気や窮乏、失望の中から生み出された童話は、とても深い意味を持っていると思います。記念館では、南吉童話の根底にある思いを感じることができました。

そして記念館の裏には童話の森もあって、ごん狐を訪ねてお散歩もできます。春らしい、うららかな日にぴったりのお散歩コースでした。
f0135222_2134022.jpg

帰り道、南吉の養家にも立ち寄りました。
f0135222_2134241.jpg

南吉は、生母の実家、新美家に8歳で養子に行っているのですが、寂しさに耐えられずすぐに渡辺家に帰されたのだそうです。南吉が晩年、その記憶をもとに書いた童話「小さい太郎の悲しみ」は、とても心に沁みます。小説「帰郷」や「雀」も、南吉の人生を訪ねた後で読むと、味わいが違いました。
f0135222_21345367.jpg

養家の後ろには田畑が地平線まで続いていました。この場所で、幼い頃の南吉は悲しみや寂しさがいつも離れなかったと思うと心がキュンとしました。
f0135222_2135493.jpg

南吉が通った岩滑(やなべ)小学校は、卒業生が毎年描くすてきな壁画でにぎやかでした。
それにしても、生家や養家が残され、秋になると童話の舞台が彼岸花で埋めつくされ…南吉さんもさぞよろこんでいることでしょう。地元の方々の南吉を想う気持ちは、この日のお天気のようにやさしく温かく、ほのぼのした気分で帰途についたのでした。
[PR]
by kira_hoshi | 2013-04-28 21:36 | 本を読む

南吉のふるさとを訪ねて その1

「ごん狐」や「手袋を買いに」など、こどもから大人まで心に残る童話を書いた新美南吉。今年は、その南吉の生誕100年、没後70年・・・。そこで、春の一日、南吉のふるさと愛知県半田市を訪ねました。

半田市までは、京都から新幹線と名鉄を乗り継ぎ1時間半ほど。あっという間に、広々とした田園風景のごん狐の里に到着しました。迎えてくださったのは、新美南吉顕彰会のボランティアガイドさん。地元の方からお話を聞きたくて、ご案内をお願いしました。
f0135222_20395353.jpg

名鉄半田口駅からすぐのところ旧街道沿いに、南吉の生家があります。一時人手に渡りましたが、当時のままに復元されて昭和62年から公開されているそうです。
f0135222_2040778.jpg

家の半分は父・多蔵の畳屋さん、
f0135222_20402239.jpg

もう半分は継母・志んの下駄屋さん。
f0135222_2040402.jpg

お父さんとお母さんは一生懸命働いて、南吉を東京外国語学校まで進学させたのだそうです。

表から見ると平屋の家なのですが、傾斜に建っているので裏から見ると地下(1階)に住居部分があり、台所やお風呂、居間がありました。
f0135222_20472199.jpg

そして家の向いに常夜灯が。
f0135222_20412934.jpg

「花を埋める」に出てくるこの常夜灯は、当時のままだそうです。

「狐」に出てくるお祭りはこの八幡社の祭で、この春も境内に山車が出てにぎやかに行われたばかりでした。すぐ近くに、南吉が療養したはなれの家の跡もありました。
f0135222_20414855.jpg

童話の舞台になっている常福院や光蓮寺も訪ね、南吉にますます興味が湧いてきました。
それにしても、ガイドさんから聞くお話はとてもわかりやすく、また地元の方ならではの親しみが感じられ、南吉の世界にぐっと近づいたような気がします。南吉のふるさとでは、人も南吉の童話の世界のように、やさしく温かくて…心がとても安らぎました。
[PR]
by kira_hoshi | 2013-04-22 20:49 | 本を読む

滋賀 桜便り

滋賀 桜便り…のつもりでした。
でも、石山寺はこの通り・・・あれれ?(桜越しに瀬田川を眺めておりますが…)
f0135222_2038373.jpg

ところが、ミツバツツジが満開で。
f0135222_20535952.jpg

山の斜面をピンクに染めている様子は、まるで春爛漫!
f0135222_20391436.jpg

そしてカーネーションのようなサトザクラが満開。
f0135222_20392941.jpg

しだれ桜もきれいでした。
f0135222_2039412.jpg

ソメイヨシノは逃しましたが、石山寺の山をめぐりながらのんびりとよい花見でした。
[PR]
by kira_hoshi | 2013-04-16 20:50 | 京都

宇治 桜便り

f0135222_1934298.jpg

ちょうど満開の宇治川にて、お花見をしました。
f0135222_19345149.jpg

昔話の会の皆さんと昔話(笑・いえいえ去年のこと)を語りつつ…。
楽しい時間を過ごしました。

その後,宇治の方にご案内頂き、恵心院へ。一年中花が咲いている寺だそうです。
f0135222_19352665.jpg

今の季節はもちろん、桜!(福島の三春桜もあります。写真がうまく撮れませんでした)
f0135222_19353824.jpg

私の一番のお気に入りは小さなパンジー…。目立たないところで、小さな花がたくさん一生懸命に咲いておりました。なんだか、いじらしくて…。
f0135222_19355123.jpg

宇治川では今週末、桜まつりが行われるそうです。
[PR]
by kira_hoshi | 2013-04-02 19:43 | 京都