「ほっ」と。キャンペーン

宮沢賢治の時間 4回目

ソチオリンピック、たくさんの感動を残して終わってしまいました。
そして気が付けば…もう春がそこまで来ています。

いつものように6年生の「宮沢賢治の時間 4回目」は、一年で一番寒い頃。
「雪渡り」を皆で声に出して楽しみました。
「雪乞い」をしたわけではないのですが(笑)、翌日からは雪でした。
雪を見ながら、このお話を思い出してもらえたでしょうか?
また、「やまなし」は一緒にお話の世界を楽しむことができました。
5年生には、「葉っぱのフレディ」を聞いてもらいました。
こどもたちの顔を見ながら、私もお話の世界に入っていくことができました。

そういえば、今年度は宇治市の4つの公民館で高齢者教室を担当させて頂きました。「朗読で誘う宮沢賢治の世界」というテーマで、熱心な皆さんがたくさん参加してくださいました。公民館の職員さんにも大変お世話になりました。
賢治さんについて話したり朗読したりすることはとても楽しいのですが、私自身が不勉強なので大変でした。皆さんのおかげで、なんとか務めさて頂くことができたと感じています。終了して改めて、大人もこどもも、それぞれの感性で楽しめる賢治さんの世界…すてきだなあと思います。

そして先日、比叡山に登りました。
昔、賢治さんがお父さんと歩いた(大津坂本から登り京都の雲母坂下山)のと逆ルートを、よいお天気の中登り始めたのですが、お山の上の方(つつじ丘付近)は一面きれいな雪野原でした!(眼下に大原の里が見えています)
「キックキックトントン」しながら、小狐の紺三郎を探して歩きました(笑)。
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# by kira_hoshi | 2014-02-26 22:22 | 宮沢賢治

大文字山がホワイトチョコに…!

今年は雪のバレンタインデーになりました。
大文字山もホワイトチョコでコーティングしたみたいです。(笑)
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それにしても、2月ももう中旬…。
春の訪れももうすぐです。

慌ただしくてブログご無沙汰していましたが、先日、「町家のえん」という催しにお招き頂き朗読する機会があり、町家との縁について振り返るきっかけになりました。
四条京町家の「朗読お茶会」は今年10年目(VOL62も無事終了しました。楽しかったです!)。無理なく続けているうちにそのご縁が、府内のあちこちの町家につながって行きました。
それもこれも、「家」とそこに集まる「人」のつながりのおかげです。
本当に、ありがたいことだと思っています。
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# by kira_hoshi | 2014-02-14 22:46 | 京都

朗読お茶会VOL62のお知らせ

新年はじめての「朗読お茶会」です!
今回は小川未明の作品を読みます。
おいしいお茶をご用意しています。
ぜひお越しください~!


★四条京町家「朗読お茶会」VOL62 ~冬のおはなし~

日時:1月18日(土) 14時~15時
場所:四条京町家 2階 座敷 (四条通西洞院東入る)
朗読:星野祐美子 お茶の協力:小嶋あかね(宇治香園)
プログラム:「月夜とめがね」「赤いろうそくと人魚」(小川未明)他
会費:800円 高校生以下無料  定員20人 要予約
申込:メールにて mes_amis_mail★ybb.ne.jp
    (★を@に変更してください)
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# by kira_hoshi | 2014-01-09 23:08 | 朗読のお知らせ

東京での「宮沢賢治展」

年末年始をいつもよりゆったり気分で過ごしていますが、
明日からいよいよ始動します。(笑・おおげさですね)

また慌ただしい日常がかえってくるのでその前に、
昨年の話題を…。(遅くなってごめんなさい!)

年末に、お友達のイラストレーター村上佳子さんにお声掛け頂き、
東京・池袋のオレンジギャラリーで開催された「宮沢賢治展」に行ってきました!
もう何年になるでしょうか…関東圏のイラストレータさん中心に毎年開催されていた「宮沢賢治展」の続きで、何人かのイラストレーターさんとはおなじみだったので、またお会いできてうれしかったです。
皆さんの絵は、画風も作品の捉え方もそれぞれで、私のイメージも広がりました。
そして、皆さんの絵に囲まれての朗読…。
とても気持ち良かったです。
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実は大学時代の友人も聞きに来てくれて、しばし昔話に花を咲かせました。
大学時代なんて…はるか昔(笑)になってしまいましたが、友人たちの話はそのまま20代で、気分はすっかり若返ったのでした!
でも、若い時に遊んだはずの東京の街の変貌ぶりにはついて行けず、オロオロしながらやっと東京駅まで戻って新幹線に乗りました。せっかく京都から出かけて行ったのに、スカイツリーも見ずに…(笑)

20代のころはあんなにわくわくした大都会なのですが、今の私にはひやひやです。
これも大人になったからなのでしょうか。(笑)
いやいや、まだまだ、がんばりますっ!!
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# by kira_hoshi | 2014-01-05 12:17 | 宮沢賢治

平成26年スタートです!

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(一昨年訪れた岩手のチャグチャグ馬コの写真です) 

明けましておめでとうございます。
新しい年がスタートしました。
昨年も、様々なご縁を頂きありがとうございました。
未熟ですので、一つひとつのことを一生懸命やるだけで必死でした。
振り返れば恥ずかしくなることばかり…なので、振り返るのはやめにします。(笑)
でも、今年の自分のために、去年の自分をしっかり反省して進みたいと思います。

昨年も、高校放送部の生徒たちの姿を見ながら、いろいろと思いました。
一つ経験するごとに、彼らの心の中に育っていく目に見えない何か…。
また、小学生のこどもたちと本の世界を楽しみながら、いろいろ感じました。
一人で読んでいた時には気が付かなかった、大切な何か…。
今年も、そんなことにたくさん出会いたい。

どうかよろしくお願いいたします!
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# by kira_hoshi | 2014-01-01 17:00 | ニュース

宮沢賢治の時間 3回目

気が付けば…葉が散って、空がよく見えるようになり、地面の紅葉がきれいです。
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先日、いつもの小学校に行き、ほっとするひとときを持つことができました。
「いちょうの実」(宮沢賢治)がプログラムだったので、駅まで歩く道々、銀杏の葉っぱを拾いながら行きました。そしてそれをホワイトボートに貼って、気分はすっかり「いちょう」になりました。
まさに、この季節にぴったりなお話で、こどもたちに読みながら、おっかさんのいちょうの木の気持ちに胸がじ~んとしました。おっかさんは一言もしゃべらないのですが、なんだか気持ちが伝わってきます。
6年生のこどもたちも、し~んとしてお話の世界に入っていたようでした。

かわって次の時間は2年生。
なんとも無邪気なこどもたちで、とても楽しかったです!
クリスマスも近いので「サンタさんからきたてがみ」「ねすごしたサンタクロース」などで盛り上がりました。
そして「てぶくろ」では、手袋に入りたい動物に皆が反対し…「いいからいいから」では、こどもたちが声をそろえて「いいからいいから」と言いだし…ほんとにお話好きなこどもたちで、楽しくて大笑いしました。
この頃、慌ただしくて疲れ切っていましたが、こどもたちのおかげですっかり元気になりました。(笑)
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# by kira_hoshi | 2013-12-07 21:47 | 宮沢賢治

京都の秋

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秋かと思ったら、
冬が来たような今年の気候…。
京都の紅葉シーズンも駆け足で、今真っ盛りです。
通りがかりに大文字山の紅葉をパシャ!
青空の日の午後などは、山がとても鮮やかに見えてきれいです。
(写真を撮ったのは午前中でした…)

さあ、今年もいよいよ師走です!
まだまだやるべきことがテンコ盛りですが…
がんばって走り抜きます~!
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# by kira_hoshi | 2013-11-29 22:17 | 京都

宇治の秋

すみません…。
あわただしさにまぎれて、ブログがお留守になっておりました。
紅葉シーズンというのに、景色を楽しむ暇もなくあちらこちらへ行くばかり…。
でも、先日宇治に行った時には、ちょっとだけうろうろとしてみました。
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平等院の前のサザンカがきれいでした。
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宇治川周辺の紅葉はもうちょっと先でしょうか。
でもそう言っている内に、真っ盛りになりそうです。
秋はいつも駆け足…。
今年もまもなくジングルベルの季節です。
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# by kira_hoshi | 2013-11-22 23:44 | 京都

カッパ研究会の本

9月から10月にかけては自然災害があちこちで起き、心が痛むことがたくさんありました。各地で被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
人と自然は、どうやって仲良くしていったらいいのだろう…とそんなことばかり考える今日この頃です。

慌ただしく過ごすうち、ブログもすっかりご無沙汰していました。
気がついたら10月は何もUPしていなくて…すみません!
そして大事なお知らせを忘れていました。
京都の水をテーマに活動している「カッパ研究会」の本が先月、京都新聞出版センターより出版されました。
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思えば、2003年に京都で開催された世界水フォーラムがカッパ研究会との出会いでした。水好きなカッパの仲間の皆さんと、研究と称しては酒を酌み交わし(笑)、高名な先生方のお話を拝聴し、京都の伝統産業や歴史の場所を訪ね…そんなこんなの10年でした。
「京の水案内」は、2004年から1年ほどカッパ研が担当していた京都新聞のコラムをまとめたものです。拙い文章ですが、私のコラムも載せて頂いています。
カッパ研究会のおかげで、本当にいろいろな出会いがあり、京都の奥深さを知りました。
「水」をきっかけに、京都の文化にふれ、少しずつ京都人に近づいてきたような気がします。(いやいや、三代住まねば京都人にはなれないのです…)
そういえば、四条京町家での「朗読お茶会」も10年目になりました。
10年ひと昔…大昔のことのようであり、つい昨日のことのようであり…。
こうして大人になって行のですね。ああ、どうしよう、今年もあと2か月です…。
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# by kira_hoshi | 2013-10-30 23:59 | ニュース

初秋のイーハトーブ  ⑥賢治の世界セミナー

今年も宮沢賢治記念館の「賢治の世界セミナー」で、花巻市の小学校におじゃまさせて頂きました。このセミナーに呼んで頂いて3年目。それぞれの学校にそれぞれ思い出ができ、とてもうれしいです。
今年は石鳥谷の八幡小学校4年~6年。校長先生が全校集会でこどもたちに「銀河鉄道の夜」を紹介されたと聞き、先生方と相談の上「銀河鉄道の夜」をプログラムにしました。
そして、水沢在住の大金雅子さんのピアノのメロディーとともに、物語を楽しんで頂きました。いつも思うのですが、花巻のこどもたちはとっても真剣に聞いてくれます。その顔を見ていると、こちらも一生懸命に物語の中に入って朗読していました。こどもたちのおかげで、とても幸せな時間を過ごすことができました。

そしてセミナー終了後、佐々木力也校長先生のお話がとても心に残りました。
校長先生は、昨年度まで宮古市立田老第一中学校の校長先生でした。一昨年の地震と津波に学校で遭い、生徒と共に学校の裏山に逃げたそうです。その際、生徒達は校庭に避難していた保育園のこどもたちや高齢者の方を助けながら行動したそうです。生徒は全員無事で、その後避難所での生活の中で自らボランティア活動をするようになり、その姿は全国ニュースでも取り上げられていたと私も記憶しています。

その後学校では、生徒の心の状態に気遣いながら、震災関連の表現活動の一環として作文に取り組み、岩手大学地域防災研究センターの先生方のご協力のもと、津波体験作文集「いのち」が今年3月11日に発行されました。一人ひとりの心を思うと、文集完成まで困難なこともあったかと思います。(発行:岩手大学地域防災研究センター)
岩手大学の山崎友子教授の文章には、“震災という厳しい体験を作文にする学校をあげての表現活動が、生徒個人を成長させ、中学生が時には復興の最前線に立っていることを示しています”と書かれています。
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文集には、3学年130人の生徒が、2011年3月11日を中学生らしい素直な文章で綴っています。
人を助けながら逃げたこと、友達と分け合ったおにぎり、亡くした家族に対する思い、避難所で始めたボランティア、支援に対する感謝の気持ち、田老で漁師になるという決意…
一人ひとりの文章から、それぞれが体験し感じたことがとてもよく伝わってきました。
そして、中学生なのになんて大人なのだろうと感じました。まだまだ大人に守られるべき年齢だと思うのに、自分で考え行動し、そこから学んで前に進んで行っているのです。
また、文集に載せられた校長先生の「平成二十三年度卒業式式辞」には、震災後一年間の生徒たちの様子が述べられています。その中で紹介された“私たちは津波のことを忘れてもならないし津波のことを引きずってもいけません。現実を受け止め、一人ひとりができることを精一杯やっていきましょう。田老の先人たちの後を継ぐのは私達田老一中生です。”という生徒会長の言葉には、中学生たちの力強さを感じさせられました。
そんなこどもたちのためにも、復興が早く進んでいきますよう…
こどもたちが、未来を目指して力強く進んで行けますよう…強く願っています。

今回の旅日記、これにて終わります。
また、イーハトーブに行く日を楽しみにしながら…。
お読み頂きありがとうございました!
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# by kira_hoshi | 2013-09-30 23:56 | 希望郷いわて

初秋のイーハトーブ  ⑤大槌

NHKの朝ドラ「あまちゃん」最終回、感動しました!
三陸鉄道の復旧や恐竜の骨発見などの事実をドラマにからめながら、アキちゃんやユイちゃん、北三陸の皆さんが前に進んでいく姿に涙が止まりませんでした。(感涙)

さて、旅日記にもどります。
今回、三陸海岸沿いの大槌町の職員さんに町を案内して頂くことができました。
未だ残る津波の痕跡に改めて心が痛みましたが、町のホテルが再開するなど、明るいニュースもあったところでした。そして、この町で夢を持つ大切さを教えてくれる方に出会うことができたのです。

その方は、佐々木格さん。
震災後、ご自宅の庭に「風の電話」を作りました。
大切な家族や友人を亡くした人が、自分の想う相手と心で話ができるようにという思いからだったそうです。
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去年の春には石造りの小さな家を造り、「森の図書館」と名付けました。たくさんの方々から絵本が贈られて、夢いっぱいの図書館になりました。町の人も遠方からも人が訪れ、多くの人達の心安まる場所になっています。
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佐々木さんは、会社を退職されてからこの場所に移り住み、ガーデンデザインの仕事をなさっています。広い庭には、草木や花が植えられ、図書館やカフェの小屋も佐々木さんの手作り。まるで別世界に来たようです。
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こどもたちにとっては自然の中で遊び、本を読み…感性が豊かになる世界です。佐々木さんは、このような場所で過ごしてこそ、目に見えないものに気づき本当に大事なものが見えるようになる、そしてそういうこどもたちが将来、復興を担い日本のリーダーになってくれれば…という夢を語っておられました。

佐々木さんご夫妻は、とても穏やかな心豊かなご夫婦で、そして賢治さんが大好きで…私も時を忘れて長居してしまいました。賢治の詩「暁穹への嫉妬」に出てくる薔薇輝石は、大槌町でたくさん出るものだそうで、大槌町と石の話もお聞きしました。
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お話している最中、町の若い人達が訪れて佐々木さんと町の将来について熱く語っておられました。大槌町ではちょうど、「ひょっこりひょうたん塾」というまちづくりを考える事業が始まるところなのだそうです。その皆さんの姿を見て、とても力強いものを感じました。大槌の海を臨むベルガーディア鯨山は、こどもも大人も心安らぎ夢を語ることができる…そんな場所でした。またいずれおじゃましたいです。

大槌湾に浮かぶ蓬莱島(ひょっこりひょうたん島のモデル)は、この夏、町の所有となり町の文化財「名勝」に指定されたそうです。津波で流された防波堤の工事も進んでいましたので、もうすぐ島に渡れるようになるのですね。その日が待ち遠しいと思いました。
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# by kira_hoshi | 2013-09-28 20:13 | 希望郷いわて

「朗読お茶会」VOL.61~宮沢賢治の世界~ のお知らせ

イーハトーブの報告に必死になっているうちに…お知らせがついつい遅れてすみません!
明日、四条京町家にて「朗読お茶会」があります。
9月はいつものように、賢治作品を読みます。
お茶の用意がありますので、メールにてお申込みをお願いします。
お茶と朗読でほっこり…しにいらしてくださいね!


★四条京町家「朗読お茶会」 vol.61f0135222_11243369.jpg

 日時:2013年9月29日(日)午後2時~3時

 場所:四条京町家(下京区四条通西洞院東入ル)
2階 座敷

 プログラム:「鹿踊りのはじまり」「よだかの星」その他

 朗読:星野祐美子  
  お茶の協力:小嶋あかね(宇治香園)

  会費:大人800円(高校生以下無料) 定員20人 要予約

 申込:メールにて mes_amis_mail☆ybb.ne.jp
              (☆を@に変更してください)


◎なお、直前の13時50分まで、会場は「高校生の時間」で使用しています。
終了次第、「朗読お茶会」参加の皆さんにお声をおかけしますので、それまでしばらくお待ちください。
(1階も他の催しを開催しているので、にぎわっているかと思います。どうかご了承ください。)
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# by kira_hoshi | 2013-09-28 11:26 | 朗読のお知らせ

初秋のイーハトーブ   ④なめとこ山

さて、旅日記にもどります。
今回も花巻の大沢温泉自炊部でお世話になりました。
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豊沢川を眺めながら入る混浴の大沢の湯…夜8時~9時まで女性専用になるのです。
この機会に…と思いつつ、結局入らずじまいだったので、またいつかきっと!(やはり混浴の時間は入りずらいし・笑)

この大沢温泉から鉛温泉を過ぎ、豊沢川の上流へと12号線を進んで行くと…
「なめとこ山」があります!
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5年前の7月に(早池峰山登山をした年でした)見に行ったときはお天気が悪くて山が見えなくてまさに、
「なめとこ山は一年のうち大ていの日はつめたい霧か雲かを吸ったり吐いたりしている。まはりもみんな青黒いなまこや海坊主のやうな山だ。(なめとこ山の熊)」だったのですが今回は…ばっちり!
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せっかくの表示とずれて撮っていますが・笑

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そしてさらに大空滝の登山口(登山道は通行禁止になっています)付近に行くと、大空滝と反対方向の山の沢が…ぞっとするほど深い沢。なめとこ山の小十郎は、こんな沢を縦横に歩いていたのですね。
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「鉛の湯の入口になめとこ山の熊の胆ありといふ昔からの看板もかかっている(なめとこ山の熊)」
鉛温泉の湯治部。一度泊まりたいと思っていたのですが、来月から一部取り壊して改装するのだそうです。立って入る白猿の湯はそのままだそうですが、こちらの趣ある建物は新しく生まれ変わるのだとか…。レトロな温泉が好きな私はちょっと淋しいです。
でも、その場所や風景が生かされながら、なくならずにそこにあるなら…。
鉛と大沢の間にある前田小学校も、一昨年に「賢治の世界セミナー」でおじゃました後、廃校になったのですが、校舎を活用して生まれ変わる計画があるのだとか…。
なくならずにそこに残っていれば、また訪ねることができます。
その場所ならではの大切な風景は、いつまでも大切に残されているといいなと思います。
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# by kira_hoshi | 2013-09-25 20:39 | イーハトーブ花巻

民家博物館で月夜の朗読会

民家集落博物館にての「宮澤賢治の童話がたり 朗読&チェロの夕べ」無事終了しました。
こちらの博物館とのお付き合いは、岩手県大阪事務所にお声をかけて頂いた4年前の秋の民家まつりから…。そして、この時期にチェロの三宅かおりさんとおじゃまするのも4回目になりました。
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今回はじめて、月夜の開催。博物館入口の宮崎県の日向椎葉の民家での会となりました。
(夜は一番奥にある岩手の南部曲がり家までお客さんを案内できないので…)
この家が、広くてびっくり。さすが南国、開放感にあふれています。
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庭にも床机を出し、ほんとにお月見モード。5時半に始まった時は、まだまだ明るく昼間の暑さも残っていたのですが、それからどんどん日が落ちて、「月夜のでんしんばしら」を読み終えた頃にはすっかり暗くなっていました。
また今回、初めて「原体剣舞連」をチェロとともに読みました。これがすごく気持ちがよくて!かおりちゃんとのコラボで、新しい世界が開けたように感じました。
難解で声に出しにくく、私には無理と思っていたこの詩が、初めて軽やかに楽しく読めました。チェロと息がぴったり掛け合えて、楽しかった~!かおりちゃん、すごいです!!
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最後の「よだかの星」は、チェロの音色とともにとても心に沁み、改めて深い物語だなと思いました。お客さんが、とてもリラックスして聞いてくださっているのが伝わってきて、私も心から気持ちよく朗読しておりました。
ほんとに楽しかった~!そして、来てくださった皆さん、準備してくださった博物館の皆さん、本当にありがとうございました!
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# by kira_hoshi | 2013-09-24 00:00 | 朗読のご報告

比叡山で宮沢賢治八十一回忌

本日、9月21日は宮沢賢治さんの命日。
比叡山延暦寺の根本中堂近くにある賢治詩碑前で、賢治八十一回忌が行われました。
いつものようにお山の上は空が澄み、風がさわやかで、鐘の音を聞きながら心が静かになりました。そして読経が始まると、ざわついていた心が落ち着き、時間が止まったように感じました。三宅かおりさんのチェロと一緒に「雨ニモマケズ」を読ませて頂き、とても緊張しました。ただただ一生懸命でした。
午後からの講演会は、京都大学こころの未来研究センター鎌田東二教授の講演「宮沢賢治における宗教と文学」。岩笛やほら貝など、鎌田先生の吹く笛で始まりました。そしてその後、多くの作品を例として紹介しながらアニミズム、シャーマニズム、トーテミズムなどと分析していくのは、とても興味深かったです。賢治作品を読みながら、不思議だなあ、難しいなあと感じていたことが、先生のお話を伺って少し整理できたような気がします。
今年も、お山で一日過ごし、心穏やかになって下りてきました。

そして、明日は豊中市の日本民家集落博物館にて賢治さんを読みます。
「宮澤賢治の童話がたり 朗読&チェロの夕べ」です。
今年は、お月見も兼ねて夕方の5時半~6時半の開催です。
民家からの月、きっときれいでしょう。ぜひお越しください!
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# by kira_hoshi | 2013-09-21 23:39 | 宮沢賢治

初秋のイーハトーブ  ③石鳥谷まつり

9月のイーハトーブは祭が目白押し、とても賑やかです。
おじゃましたのは…毎年9月8・9・10日に行われている石鳥谷まつり。上和町組の山車です。
去年もこの組の山車を追っかけ(笑)していて、でも完成を見れずに帰ってしまったのですが、今年こそ!
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今年のテーマは「加藤清正の虎退治」。勇壮な武将の姿とひっくりかえった虎!すごい迫力です!これを、町内の皆さんで手作りするのですから(それも毎年違うテーマで)感服します。何か月も前から製作にとりかかり、前日も夜遅くまでがんばっておられたそうです。その晴れ姿、ビニールをかけねばならぬお天気なのが残念ですが、町内のこどもから大人まで粋な法被姿で出発の時を待ちます。(なんかドキドキしてきました)
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出発式が終わっていよいよ出発!こどもたちの出番です!
皆、うれしそうに山車をひっぱります。
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山車の前と後ろに太鼓のこどもたちが乗っています。後ろの方がちょっと大きな人たち。
この太鼓がかっこよくて~!大きく腕を振り上げて叩く姿は、とてもすてきでした。
太鼓の練習も、こどもたちも指導する大人も夜毎がんばってきたそうです。
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このような「南部風流山車」が組ごとに計5台、各町内を練ったり勢ぞろいしたり…御神楽や鹿踊りも練り歩く、熊野神社のまつりです。盛岡を中心とする南部流風流山車の南限にあたるなど、貴重な伝承行事で花巻市の無形民俗文化財に指定されています。
2年越しでやっと見ることができました!
いつか、花巻まつりや東和まつり、遠野まつりにも行ってみたいです!
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# by kira_hoshi | 2013-09-19 19:04 | イーハトーブ花巻

初秋のイーハトーブ  ②花巻

皆さんのところは、台風の影響は大丈夫ですか?
京都は、桂川や由良川が大変なことになってしまいました。
カッパ研究会や昔話の会などで縁のある場所がテレビに映り、とても心が痛んでいます。
大自然の力は、本当に怖いです…。被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
台風はそのまま東北まで進んでいきましたが、花巻はちょうど花巻まつりの最終日。
祭は大丈夫だったでしょうか?

その花巻でのことですが、
花巻市博物館で藤城清治展開催!と聞き、オープンの7日に行ってみると…
藤城さんご本人がテープカットのためお越しでした!以前、京都でも展示を拝見しましたが、さすが花巻では賢治作品が多くうれしかったです。特に「銀河鉄道の夜」は一番スペースを取っていましたし、影絵のセットも見ごたえありました。取材に行き、震災後の風景を作品にしておられる藤城さん…御年89歳とは思えないエネルギーの溢れる方です。

そして花巻では、またまたたくさんのお友達に構って頂き、「賢治の里花巻で賢治を歌う会」を聞きに行ったり、賢治さんゆかりの場所を散策したり…。
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賢治さんの畑では、花や野菜が育って、地域の人達の手でとても大切にされています。

滝田恒男さんの画廊にもおじゃますることができました!
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滝田さんは第4回イーハトーブ賞奨励賞を受賞しておられます。
賢治さんの旅した場所を訪ねては絵にしておられるのですが、一筆一筆に、その場所に対する滝田さんの思いを感じます。
そして滝田さん、とてもほのぼのと温かい方で、おしゃべりが楽しくて止まらなくなってしまいました!
今回、東和町で劇団を主宰しておられる星鴉宮さんにもお会いできたのですが、賢治作品を一人芝居や落語にしたり、いろいろと楽しいことをしておられる方でした。ずっと前、東和町で見た劇団「よくまんず」の芝居にも関わっておられたと知り、びっくり!
花巻ではまたまた、お訪ねしたい方や場所が増えました!
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# by kira_hoshi | 2013-09-17 00:18 | イーハトーブ花巻

初秋のイーハトーブ  ①遠野


ブログ、ご無沙汰してしまいました。突然のイーハトーブ報告になってしまいごめんなさい。残暑厳しい京都から新幹線に乗り、新花巻の駅に降り立ったら…
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イーハトーブには、もう秋がやってきていました。
透きとおった青い空に白い雲が流れ、稲穂は重そうな頭を垂れて田んぼをわたる風に吹かれていました。なんだか、心が静かになりました。

まず向かったのは、民話のふるさと遠野。一昨年から、遠野文化研究センターの三陸文化復興プロジェクトのお手伝いに行っています。今年もと思ったのですが、仕事も落ち着き、ボランティアの募集はもう終了していたのでした。
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2年前には、果てしなく続くと思われた献本(最終合計278000冊)の整理でしたが、延べ4550人のボランティアの活動によってすでに10万冊余りが計18市町村86か所に届き、現在は配本を中心に行っているのだそうです。
センターでお話を聞き、大勢の人の手でこつこつと続けられたことが、こうしてつながって行くのだということにとても感動しました。このようなボランティアが、きっとたくさんあるのですね…。

久しぶりに語り部の工藤さのみさんにもお会いし、遠野をゆっくり観光しました。とおの物語の館は改装され、昔話蔵にはこどもが喜びそうなしかけがたくさんありました。語りを聞ける劇場、遠野座もできていました。
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語り部さんの「むがす、あったずもな」を聞き、しばし昔ばなしの世界にひたりました。

それから今回ぜひ行きたかったのが、遠野市立博物館。柳田國男に昔話を語った佐々木喜善は、宮沢賢治と親交があり、やはり没後80年なので二人に関する展示が行われているのです。
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賢治さんの手紙がたくさんあり、二人の親交が篤かったことがよくわかりました。また、教え子の澤里武治が賢治さんからもらったレコードやバイオリンケースなども展示されていて、こちらもとても興味深かったです。
まずは昔話の世界にひたって、気持ちをリラックス。体内時計をイーハトーブ時間にリセットしたのでした。(笑)
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# by kira_hoshi | 2013-09-15 10:45 | 希望郷いわて

夏のお楽しみ

高校球児たちの長い夏が終わりました。
花巻東、準決勝戦は残念でしたが、4年前に並ぶベスト4はすごいです!今年は東北の高校が皆がんばっていて、素晴らしかったです。多くの方々が、高校球児たちの汗と涙に元気をもらったのではないでしょうか。
そして、今日、リニアコライダー誘致地が岩手の北上山地に決定したというニュースが!
誘致が実現するかどうかは数年先に決まるのだそうですが、もし日本に、東北に、岩手に、宇宙の謎に迫る国際的な実験施設ができたら…すごい~!賢治さんもよろこんでいると思います(笑)。

さて、ご報告が遅れていましたが、私の夏のお楽しみと言えば…
今年も静岡県の掛川市立中央図書館と大東図書館、御前崎市立図書館の3館におじゃましてきました!中央と御前崎では賢治作品の朗読、大東では赤ちゃんも含めた親子向けおはなし会でした。そうそう、職業体験をしに来ていた中学生も照れくさそうに参加してくれて…うれしかったです。
それにしても、掛川、御前崎は風が涼しくて、夏バテから生き返りました。
そして、温かい参加者の皆さんと過ごした時間はとても楽しかったです。
(写真は中央図書館の朗読会)
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図書館の職員さんにも、言葉では言い尽くせないほどお世話になり、本当によい思いをさせて頂きました。このようなご縁が続くこと、とても幸せなことだと思っています。
また、御前崎海岸のアカウミガメのように(笑)帰っていきたいと思います。

そして、今年も京都の五山の送り火をいつもの場所で見ました。
今年は、20年来の懐かしい友人と、懐かしい昔話をしながら…(思い出すと恥ずかしいことばかり)なんとも、郷愁にひたった大文字の送り火でした。(笑)
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# by kira_hoshi | 2013-08-23 21:37 | ニュース

花巻東、がんばれ~!

夏は、いつもあちこちバタバタしておりますが、
連日38度の京都に、さすがにバテバテで、夏眠(?)したい私です。
それなのに、この暑さの中、さわやかにがんばっている高校球児たち!
花巻東がベスト4に入り、2009年の菊池雄星投手の夏を思い出しました!
あの夏は、花巻滞在中に花巻東の報告会があって行ったり、花巻駅で選手たちを目撃したり…思わずミーハーになりましたっけ。

先月の豪雨で、秋田や岩手県内にも被害が出て心を痛めておりましたが、その対応に追われている方から、花巻東の活躍で元気が出た~!というメールが…。高校球児たちのひたむきさには、本当に勇気と元気をもらえます。たくさんの人に元気を届けてほしいです。そして、豪雨後の復旧がすすみますよう、季節通りのお天気になって農作物が育ちますように…祈っています。
花巻東、がんばれ~!!
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# by kira_hoshi | 2013-08-20 19:59 | イーハトーブ花巻