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3/14 ほっとna朗読会(12回目)終了しました

地震以来、すっかり気持ちがふさぎ込んでしまいました。
なんだかざわざわと心が騒ぎ、落ち着きません。
今日、ジョイント・ほっとのスタッフさんやお客さんとお話して、皆さんそんな気持ちでおられるということを知りました。

今日は、「シグナルとシグナレス」を読む予定だったのですが、釜石線を舞台にした物語は、今回は辛くて読めませんでした。そこで、やさしい気持ちになれる「虔十公園林」に変更したのですが、読みながら心がボロボロになってしまいました。すみませんでした。

読み終わってスタッフさんと話しながら、被災地でない場所にいるからこそできることについて考えました。義援金や必要な物資の郵送(復旧次第ですが)、そして心・・・。
被災地の状況がわからないで何が言えるのか、とも思いますが、被災地の皆さんの無事を喜び、悲しみに寄り添い、亡くなられた方々のご冥福を祈り・・・離れた場所にいても、いつもそんな心でいたいと思います。
また、原発のこと、普段使っている電気のこと、今まであまりにも考えずに過ごしてきたことに気づきました。現代の便利な生活とは、なんと危ういものなのでしょう。それに、ネットによって情報は世界中に広まるのに、一番情報が必要なはずの被災地に届いていない、被災地からの声が届かない・・・現代の便利な生活は、みせかけだったのでしょうか?

昨日、花巻の知人から「家族皆でろうそくの下で食事が取れる幸せをかみしめています」というメールを頂きました。無事がわかってほっとしたと同時に、その言葉が心に沁みました。
私自身、毎日を慎ましく過ごしながら、被災地のためにできることを考えたいと思います。

来月は、「ほっとna朗読会」(13回目)1周年です。
日時:4月18日(月)15:15~
場所:ジョイント・ほっと
プログラム:「チューリップの幻術」(宮沢賢治)
どなたもどうぞお茶しにお越しください。
by kira_hoshi | 2011-03-14 21:04 | “本のお使い”日誌
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